「シャツ屋が教える」きほんのネクタイの結び方"プレーンノット"とは?
ビジネスやフォーマルなシーンにおいて、男性の必須アイテムである「ネクタイ」 男性が身に着けられる数少ないアクセサリーの一つだからこそ、 ここぞ!という場面では品よくスマートに着用したいもの。
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テレワークや働き方改革の浸透により、着用機会が減ってはいますが、
突然訪れるその日のために、正確な着用方法やネクタイの基本は身に着けておきましょう。
本記事では、ネクタイの基本と、結び方「プレーンノット」について解説していきます。
・新社会人や就活・面接などを控えている方
・冠婚葬祭があるけど、普段ネクタイをしないので結び方がわからない方
とにかくネクタイに関して不安があるという方はぜひ本記事をご参考ください!
ネクタイの名称
まずは、美しく結ぶために大事な「ネクタイの名称」をご紹介します。
結び方(プレーンノット)
最も基本的でシンプルな結び方「プレーンノット(フォア・イン・ハンド)」
その他さまざまな結び方が存在しますが、基本はこの結び方一つでOK。
ビジネスシーンはもちろん、就活や面接などのあらゆるシーンで活用できる結び方です。
普段ネクタイをしない方、今後控えている就活や新社会人の方は、
この「プレーンノット」さえマスターしていただければ、まず間違いありません!
①大剣を上に交差させる
② 大剣を小剣に巻き付ける ように一周させる
③ 大剣を後ろから 前に持ってくる
④ 大剣を首元に 身体側から前に通す
⑤ 大剣を上から 正面のループに通す
⑥ ノットの下部に人差し指で ディンプルをつくる (弔事ではNG)
⑦ 小剣を下に引きながら ノットを締め上げる
⑧ 完成!
「プレーンノット」はシンプルだからこそ、その人のビジネスマンとしての装いが浮き彫りになります。
基本だからといっておろそかにせず、基本の基本だからこそ
画像や動画をゆっくり確認しながら練習していきましょう!
ディンプルとは
普段の装いをよりエレガントに際立たせることができる「ディンプル(えくぼ・くぼみ)」
あまり聞き馴染みがないですよね...
しかし実は、紳士の間でディンプルをつけることは常識とされています。
ディンプルなし
悪くはないですが、メリハリがなくのっぺりしているように見えます。
ビジネスシーンにおいては少し頼りない印象に
華やかな場面ではやや地味な印象に
ディンプルあり
陰影が生まれ、立体的なVゾーンを作ることができ、
スマートでプロフェッショナルな印象に。
ダブルディンプルやアシンメトリーディンプルなど、ディンプルにも種類がありますが、
結び方のプレーンノット同様、基本のセンターディンプルがつくれればOK
※注意点
トピックの冒頭で「ディンプルは紳士の常識」ともお伝えしました。
しかし、喪の席(葬式・通夜)ではディンプルをつくることが不適切です。
ディンプルは、
より華やかでエレガントな印象を与えるためにつくります。
法事の場面では華やかさもエレガントさも不要です。
よって、喪の席では不適切でマナー違反となりますので注意しましょう。
まとめ
本記事では、基本の結び方「プレーンノット」から、スマートな装いを実現させるための要素であるディンプルについて解説しました。
はじめは難しくて不安に感じる方もいらっしゃるかもしれませんが、ネクタイ結びははコツさえ掴んでしまえば、簡単に美しく決まります。
結び方のところでもお伝えしたように、まずは練習あるのみです!
慣れないうちはゆっくり丁寧に練習していきましょう。
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