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ワイシャツ・ポロシャツで過ごす男性向けクールビズ入門

「おしゃれは得意じゃないけど、きちんと見られたい」。そんな男性のために、鎌倉シャツが提案する、取り入れやすく洗練されたクールビズスタイルをご紹介します。快適さと清潔感、そして品の良さを備えた着こなしで、自然と好印象を引き寄せましょう。

2025.06.06 読む、服の基礎知識

今さら聞けない「クールビズ」って何?

クールビズは、2005年に環境省が始めた夏向けのビジネススタイル。ネクタイやジャケットを省いて、涼しく快適に働くための服装ルールです。

今では「これを着なきゃ」という決まりはなく、会社や個人の判断に任されています。最近は夏だけでなく、一年中“動きやすくてちゃんと見える服装”がOKという風潮に変わってきました。

軽装だからこそ「シャツ一枚でどう見られるか」が重要になってきます。

難しく感じるかもしれませんが、少し意識するだけで印象は大きく変わります。今回は押さえておきたい基本ルールをご紹介します。

ビジネスカジュアルとクールビズの違いとは?

どちらもかしこまりすぎない仕事服ですが、クールビズは夏限定の軽装スタイル、ビジネスカジュアルは通年使えるオフィススタイルというのがもともとの違いです。

ただ最近は、テレワークの普及などもあって、両者の違いはほとんどなくなりつつあります。結局のところ、「場にふさわしく、清潔感があるか」が大事。鎌倉シャツでは、そんな“ちょうどいいバランス”の服を提案しています。

意識したい基本ルール

色と柄は落ち着き重視

身に着けるアイテムが少なくなるからといって、過剰にデザインが盛り込んであるものを選ばないようにしましょう。

遊びのきいた派手な色や柄のシャツを選んだり、袖をまくると柄があったり色ボタンのシャツを選ぶのはNGです。

あくまでも基本のビジネススタイルの延長線上と考えて、アイテム選びをしましょう。

▲過剰な装飾はビジネスの場ではルール違反

サイズ感は“適度なゆとり”が鍵

普段、動きやすいようにゆとりがあるシャツを選んでいる方は要注意。
胸回りやウエストに過剰にゆとりがあるシャツ姿は一気にルーズな印象になり、清潔感もなくなってしまいます。

襟型選びで見え方が変わる

襟の開きの角度が狭いタイドアップ用のシャツをそのままノーネクタイで着ると、美しくみえない場合があるので注意が必要です。

ノーネクタイの場合に鎌倉シャツで推奨しているのは、フランチェーゼやカッタウェイ、ボタンダウンです。

ノーネクタイで着ることも想定しているシャツの襟は、美しくエレガントな襟のおさまりになります。

涼しげな素材で見た目から快適に

春夏向けの素材を選ぶのも重要なポイント。

秋冬向けの起毛した素材のアイテムや、厚手の生地を着用すると、季節感のない装いになります。
また、なによりも着ている本人が快適な着心地とはいえないでしょう。

涼しげな素材感のアイテムを選ぶことで、快適に過ごすことができ、周りからの印象も良くなります。

シワや汚れには敏感に

ノーネクタイで装いが簡略化される分、普段以上にシワや汚れには注意しましょう。
特に、襟がヨレていたり、身頃の部分にシワがあると途端にだらしない印象になってしまいます。

TPOと社内ルールの確認も忘れずに

相手企業との信頼関係構築が重要な場では、まずはネクタイを着用しておくのが無難。

あくまでも、スーツ着用、ネクタイ着用はビジネスシーンでの基本スタイルということを忘れないようにしましょう。

また、企業によってはドレスコードが厳格な場合もあります。 上司や同僚に相談して、企業文化に合わせた装いを心がけましょう。

ワイシャツ|襟&生地別クールビズアイテム

ノーネクタイでもきちんと見える襟元

フランチェーゼ: 自然なロール感で知的な印象

襟先にかけて大きくカーブを描くことにより、軽やかさとドレッシーを兼ね備えたスプレッドカラーです。ジャケットと合わせる時やノーネクタイの時に、襟がハネたり浮きが出にくいように設計しています。

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カッタウェイ: 顔まわりがすっきりして爽やか

襟の開きが大きく、主に細身のジャケットやスラックスと合わせるとバランスの良い襟型です。ノーネクタイで第一ボタンを外すと、爽やかで軽快な印象に。

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ボタンダウン: 立体感のある襟で上品に

トラッドスタイルを起源に持ち、ビジネスカジュアルで活躍するボタンダウン。程よくふっくらとした襟のロール(カーブ)は、正面から見ても横から見ても端正な襟立ちで、鎌倉シャツのアイコン的存在かつ、こだわりの詰まった襟型です。

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夏を快適にする素材

アイスコットン: 接触冷感でひんやり

スイス・スポエリー社が開発したアイスコットン。接触冷感に優れ、体感温度は–3度ともいわれています。防シワ性&強度もあり、お手入れのしやすさも魅力の1つ。ジャケパンからスーツまで幅広く合わせられます。

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PALPA パナマ: 通気性と速乾性に優れる

まるで綿100%のような見た目・肌触りと形態安定性を両立したイージーケア素材をシャリ感のあるパナマ織に仕上げることで、さらりと肌離れが良く、汗をかいてもべたつかず、一日中快適に過ごすことができます。

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レノクロス: メッシュ状の織りで涼しさ抜群

別名「カラミ織り」。世界的に珍しい特殊織機によってのみ作られます。
もじったタテ糸とヨコ糸を絡み合わせて織り上げているため、メッシュ状の組織を持ち、特に通気性に優れ、涼しげな肌触りが特徴です。

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ポロシャツ|ビジネス仕様なら一枚で好印象

ビジネス仕様のポロシャツとは台襟(襟の土台となるパーツ)があるものを指します。

台襟を付けることで、襟元がダレることなく、しっかりとした印象を与えることからも、ビジネスシーンに適したポロシャツと言えます。

構築的な襟のおかげで、ジャケットとの相性がよく、クールビズ・オフィスカジュアルスタイルに最適解のアイテムです。

鎌倉シャツのビズポロは生地もビジネス仕様にこだわり、細やかな編み地のカノコニットを使用しており、通気性がありながらも、スポーティな印象を抑え、上品な印象を与えます。

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ヒップサイズを基準に選ぶ

おすすめとしてはノープリーツのトラウザーズの場合、ヒップのヌードサイズ+約5~6cmがおすすめの目安となります。

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裾の長さ

裾口にクッションがたまりすぎていると、想像以上に悪目立ちし、だらしない印象になります。

ノークッションもしくはハーフクッションがおすすめです。

おすすめカラー

グレーのトラウザーズはさまざまなカラーのシャツと相性がいいので、1本あると重宝するアイテムです。

まずおすすめのコーディネートは【ブルー系のシャツ】×【グレー系のスラックス】の組み合わせ。

まとめ|無理せず始める、大人のクールビズ

ちょっとしたポイントを押さえるだけで、自然と印象は整います。
鎌倉シャツには、迷わず選べる上質なシャツ、ポロシャツ、パンツが揃っています。
まずは「自分に合った一枚」から始めてみませんか?

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