ニットシャツとは。快適な着心地とイージーケア性の秘密
ニットシャツ…よく聞くけど実際どんなシャツなのかわからない。 「ニットだから冬物?」「ニットだと何がいいの?」など疑問をお持ちの方はぜひこの記事をご参考ください! ニットシャツと鎌倉シャツのニットシャツについて解説していきます。
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ニットシャツとは?
「ニット」と聞くと冬に着るセーターなどを思い浮かべる人も多いのではないでしょうか。
ニットとは編んだ生地全般のことを指すものなので、ニット=セーターとは限りません。
よって、ニットシャツとは編んだ生地で仕立てられたシャツのことを指します。
通常のドレスシャツは織り物(布帛とも呼ぶ)に対し、
ニット=編み物なので生地の構造上、伸縮性がありシワができにくいという特長を持ちます。
伸縮性がある分、通常のドレスシャツにはない動きやすさを兼ね備えていることも魅力の一つです。
素材も、コットンとポリエステルの混紡シャツが多いため、基本的には季節を問わずお召しいただけます。
鎌倉シャツのニットシャツ
ニットシャツの特徴として自宅での洗濯が難しいということもあります。
しかし、鎌倉シャツのニットシャツは家での洗濯が可能。
乾いたらアイロンをせずにすぐお召しいただけます。
もともとソフトな生地なので柔軟剤を入れる必要もありません。
シワを防ぐための硬い糊付けも不要で、シワができないのに着心地の良さを体感できます。
そんな鎌倉シャツのニットシャツを解説していいきます。
①コンセプト
コンセプトは「ニットに見えないニットでドレスシャツを作る」
そのためには、上質なコットンが必要不可欠です。
しかしコットンには、重くて乾きにくい・型崩れすると戻りにくい・シワになりやすいという弱点がありました。
コットンの強みである優しい風合い・上品な光沢感はそのまま、弱点だけを克服するためにポリエステルを混紡した結果40%の軽量化と速乾性3倍、保形性を持つ私たちのニットシャツが誕生しました。
②糸
ニットシャツに混紡されている糸は、ピンタイプ仮撚り機(サファイアガスの回転子)に熱を加えながら、何度も糸を膨張させては撚り戻しをかけていくことで表面にクリンプ(波状の屈曲)を作り出し、温度調整機能・ナチュラルストレッチ効果・バルキーさ(軽さ)を得ることが出来る、
画期的なポリエステルに綿やウールを混紡している糸なのです。
エコの観点からポリエステル部分にはリサイクルポリエステルを採用開始しています。
しかし、その反面で色の濃淡の染着差や湿度温度管理など常に一定基準の管理を人の手で行う必要があります。
また、生産量が少ないため、コストが高く、品質管理能力が高水準で求められるためグローバルロットに対応しづらく、海外では管理がほぼ不可能であるうえに日本の各合繊メーカーも取扱いの難しさから、ピンタイプ仮撚り機を進化させ続けている工場は、世界を見ても限られた工場のみという現状です。
③編み機
一般的にハイゲージと呼ばれる28G(ゲージ)以上が編める機械は全世界で1%ほどですが、
私たちがメインで採用している36Gの編み機はなんと0.05%以下。
日本にしか存在しない機械と言われています。
④伸縮性
全方位にストレッチし、貴方の動きをサポートします。
生地のみならず、伸縮性のある糸で縫製しているため、貴方にも生地にもストレスがかかりません。
電車でつり革に掴まるときや振り向くとき、ジャケットを羽織る瞬間の動きがいつもよりもスムーズだということに気が付くはずです。
⑤速乾性
コットン100%のドレスシャツと比較して3倍の速乾性を持つので、部屋干しや湿度が高い日、夜間の洗濯でも数時間で乾きます。
また、汗ばむ日のコーディネートにも活躍します。
⑥縫製
ニットに見えないニットシャツ、というコンセプトを実現するため、ドレスシャツと同じ縫製と運針(ステッチ)を採用しています。
脇の部分には、鎌倉シャツの代名詞でもある「巻伏せ本縫い」で強度と美しさの両立が叶いました。
高度な縫製技術に加えて、ニットは生地の端がくるっと丸くなる性質があるため、それを抑えながらの縫製は至難の業。
指折りの国内の縫製工場にしかできないことです。
⑦お手入れ方法
家での洗濯が可能です。乾いたらアイロンをせずにすぐお召しいただけます。
もともとソフトな生地なので柔軟剤を入れる必要もありません。
シワを防ぐための硬い糊付けも不要で、シワができないのに着心地の良さを体感できます。
クリーニング屋さんへの往復の時間と浮いたクリーニング代は、貴方の大切なプライベートに。
⑧着こなしの幅
近年多様化が加速したビジネスシーンから、寛ぐ時間にも。
スーツに見劣りしない上質な生地感、ネクタイを締めても首元がヨレない仕立て、首元のボタンを開けた時の絶妙な力の抜け加減。
貴方の日常に、こっそりと寄り添います。
ラグジュアリーラインのニットシャツ
まるで織柄シャツ【marudéorie®】
布帛(織り物)のシャツのような織り柄をハイゲージニットで表現するのは、これまで不可能とされてきましたが、和歌山にある老舗ニットメーカー「カネマサ(KANEMASA)」により、「まるで」織り柄シャツのようなニット生地が実現しました。
ドレスシャツの定番「ヘリンボーン」「ブロード」、素材感際立つ「ロイヤルオックスフォード」の三種類をご用意。
ニットシャツとは思えない、繊細な表情をお楽しみいただけます。
透けない白【PREMIUM CIRCULAR KNITTING】
「ドレッシーな装いに合わせられるニットシャツを」
”PREMIUM CIRCULAR KNITTING”は、そんな難題に応えました。
見た目に影響する生地の表面は、白度・光沢感に富んだスーピマコットン。
生地裏面には防透け性に優れ、サラッとした肌触りの高機能ポリエステル生地を使用。
高級ドレスシャツの佇まいがありながらも、ニットの形態安定性・ストレッチ性も両立しています。
そして白シャツを着用する際に気になる 、インナーの透けもありません。
これまでニットシャツは、オフィスカジュアル用というイメージがありましたが、こちらはクラシカルなスーツ・ジャケットに合わせていただきたい一枚です。
まとめ
本記事では、ニットシャツの解説から鎌倉シャツのニットシャツの魅力ついてご紹介しました。
ニットシャツ=編み物
なので、生地の構造上シワがつきにくく、伸縮性に富んでいるため着心地も良い。
そして、ニットシャツは一度着ると、通常のシャツには戻れない。なんていう方も多くいらっしゃいます!
写真や文章だけではなかなかお伝えしきれないことが多いアイテムですので、ぜひ一度店頭にてお試しください。鎌倉シャツ店舗一覧
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