新郎のタキシードに合わせるシャツとは?
一生に一度の結婚式。 より特別な一日にするべく、主役である新郎におすすめのシャツの仕様を解説いたします。
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礼装について
正礼装
・昼間/モーニングコート
・夜/燕尾服
最も格の高い礼装。
正礼装は主役である新郎や両家の父親などが着用します。
例/新郎、両家の父親、 夕方から夜にかかる各種式典やパーティ
準礼装
・昼間/ディレクターズスーツ
・夜/タキシード※
※正礼装として使用する場合もある
正礼装に準ずる改まった礼装。結婚式・披露宴に招待された場合に着用します。
例/主賓として招待された結婚式、各種式典やパーティ
略礼装
昼夜問わず/ブラックスーツ
格式ばらない結婚式や披露宴、二次会に招待された場合に着用します。
例/友人や同僚の結婚式の一般招待客、「平服で」と断りがあった場合
新郎はどんなシャツを選べばいいのか?
本来、結婚式というフォーマルな場において
ゲストを招待する立場の新郎は正礼装(モーニングコートor燕尾服)を着用します。
昼ならモーニングコート、夜なら燕尾服を。
しかし日本の洋服文化の歴史は浅く、
現状そういったルールを重んじることが少ないです。
そのため、日本では昼夜問わずタキシードを正礼装として使用することが一般的です。
そんなタキシードにどんな仕様のシャツを選べば良いのか。解説いたします。
スタッズボタンで格式高く
一見するとただの黒ボタンのように見えますが、スタッズボタンと呼びます。
正式なタキシード用のシャツは、基本的には前ボタンを縫い付けない仕様が多いです。
フォーマルな場面でシャツのボタンを見せるということは、
シャツを下着として捉えられていた時代(19世紀頃)にはタブーとされていました。
その際に、このスタッズがシャツの前を留めておく役割を果たしていました。
※別途スタッズボタンの購入が必要です。
スタッズボタン エリザベスパーカー
13,200円 (税込・参考価格)
シャツのボタンが隠れる、比翼仕様であればスタッドボタンは不要です▼
スリムフィット サテン
10,780円 (税込・参考価格)
胸にピンタック(プリーツ)が付いている
胸にプリーツ(立体感を生むひだ)が入っているシャツが最も正式です。
こちらも、通常のシャツ(下着)と差別化をするためにVゾーンから見える部分に別の生地を上からつけていました。
そういった背景から、現代では同じ生地でプリーツを入れるようになり、正式な仕様とされました。
ウィングカラーとは?
襟全体が立ち上がり、襟先だけが折り返されているウィングカラー。
肌を見せないことがエレガントとされていた時代、
襟全体が立ち上がっているウィングカラーを合わせることで、肌の露出を防いでいました。
元来は燕尾服を着用するときのための襟型で、
略式のタキシード着用時はレギュラーカラーを合わせていました。
前述したように、現代では"タキシードも正装"という側面から、
ウィングカラー・レギュラーカラーどちらを合わせても問題ありません。
より華やかに、フォーマル感を演出したい場合はウィングカラーを選ぶのがおすすめです。
なぜダブルカフス?
袖口が折り返されて二枚構造になっているダブルカフス。
折り返しのないシングルカフスは袖口をボタンで留めますが、
ダブルカフスはカフリンクスで袖口を固定することを前提としています。
スタッズ仕様を選ぶのと同様に、シャツ(下着)のボタンを晒さないという意味合いを持ちます。
現代ではシングル・ダブルどちらも正式な仕様とされていますが、
カフリンクスを付けることで華やかさも演出できるので、
結婚式の主役の新郎は、ダブルカフス仕様にするのがおすすめです。
どこでシャツを買える?
新郎が着るタキシードに合わせるシャツの細かな仕様がわかったところで、
そのシャツをどこで買えばいいのか。
結論からいうと、オーダーをするのがおすすめです。
- 身体に合ったサイズで着用できる
- ピンタックやスタッズ仕様の既成シャツが市場に少ない
鎌倉シャツのパターンオーダー
鎌倉シャツのパターンオーダーでは、今回ご紹介した仕様のシャツを作成可能です。
フォーマルでドレッシーな演出をしたい、
一生に一度の結婚式をより特別な一日にしたいという方は、
ベストなシャツ選びをしてみてください。
フォーマル仕様のオーダーシャツ概要▼
価格:¥13,200(税込) ※一部インポート生地例外
納期:約2~3週間 現在のお届け目安はこちら
オーダーシャツだと納期が間に合わない!というこちら▼
スリムフィット サテン
10,780円 (税込・参考価格)
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