【スラックス】コーデを格上げするサイズ選びのポイント
ビジネススタイルの多様化が進んでいるいま、アイテム一つひとつのサイズ感がより重要になっていきます。 今回は、スラックスをスマートに着こなすためのサイズ選びのポイントをご紹介します。
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ビジネススタイルにおいて、欠かせない存在のスラックス。
季節や職場によって、ジャケットを着なかったりネクタイを締めなかったり、
シャツの代わりにポロシャツを着たりすることはあっても、スラックス・パンツは常に隣合わせの存在なのではないでしょうか?
そんなスラックスだからこそ、適切なサイズ感で着用することで
いつものコーディネートはより引き締まります。
- スラックスの新調を考えている方
- いつも履くスラックスが、なんだかしっくりこない...
- そもそも適正なサイズ感がわからない
【STEP1】ヒップ
スラックスのサイズ選びで肝要な点なのが、ヒップです。
スラックスを試着した後、ウエストが一番気になる方も多いかもしれないですが、
ウエストはお直し(丈詰め・丈出しなどの修理)で比較的容易に調整が可能です。
ですがヒップ部分は、設計上お直しできる範囲が少ないため、ヒップのサイズ感がもっとも重要です。
大きい▼
太もも周りに余分なシワが入り、クリース(前身頃と後身頃の中心に入るライン)が歪んでいます。
小さい▼
ヒップ周りに横ジワが入り、股にパンツが食い込んで余裕のない印象に。
適正▼
程よいゆとりで股の食い込みもなく、クリースが美しく描かれています◎
【STEP2】ウエスト
前述したように、ウエストは比較的お直しをできる範囲が広く、ある程度の調整が可能な箇所です。
(※ただし、ウエストに限らずお直しをする箇所は少ない方が理想です。)
パンツを試着後、ファスナーを締めた状態で手のひらが無理なく入るくらいのゆとりが適正です。
「大は小をかねる」という言葉もありますが、ウエストが大きいパンツを履いてベルトでごまかそうとすると、
余分なシワが入ってだらしなくなるうえに、着心地も悪くなります。
適正なウエストサイズを選ぶことで、ストレスなく大切なお仕事にも集中できます。
【STEP3】全体のシルエット
次に全体シルエットの確認です。
ワタリ(太もも)、ヒザ(ふくらはぎ)、裾がきつくないか、余り過ぎていないかをチェックしましょう。
きつい場合はクリースが横に引っ張られるため、クリースが綺麗に描けません。
クリースが美しく描けているか否かが、全体の印象は大きく左右するポイントです。
【STEP4】股下の長さ
股下は短い順から『ノークッション』、『ハーフクッション』、『ワンクッション』があります。
昨今のスーツ及びスラックスは、比較的スッキリ目に作られていることが多いため、丈が長すぎると裾が足元で溜まってしまい、清潔感に欠けてしまいます。
ただし、短くなりすぎてもスタイルが悪く見えてしまうため、注意が必要です。
ビジネススタイルは、清潔感や誠実さのある装いが求められます。
そこでおすすめなのが、『ハーフクッション』。
靴の甲に軽く裾先が乗るくらいの長さを指します。
良い意味で目立たない、万能な長さです。
【豆知識】ピンループ
スラックス選びの際に注目したいのが「ピンループ」
これが搭載されている場合、バックルのピンを通すことでベルトが上下にずれにくくなり、綺麗な履き姿を保つことができます。
※鎌倉シャツのビジネス向けスラックスには全てピンループが搭載されています。
鎌倉シャツの【究極のスラックス】
”鎌倉シャツが手がけるドレスシャツやジャケットに合う、究極のスラックスをお届けする”
そんな志のもと、鎌倉シャツでは日本人の体形に合ったフィット感、ディテール、国内外から仕入れる上質な素材を採用した究極のスラックスをご用意しています。
しかし、どれだけ上質なスラックス・パンツを履いていても、
サイズが合っていないとすべてが台無しになります。
今回ご紹介したポイントを踏まえ、お手持ちのスラックス・パンツをぜひ一度着用してみてください!
もちろん、最終的にはお好みのサイズ感で決めていただくことが大切ですが、
どこかしっくりこない...
と感じた方はぜひこちらの記事を参考に、サイズ選びをしていただけますと幸いです。
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