レディースシャツとブラウスの違い
ワードローブに欠かせない「シャツ」と「ブラウス」。それぞれの特徴や用途の違いについて解説していきます。
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ファッションの世界で重要な役割を果たしているレディースシャツとブラウスですが、これらの用語を混同して使っている人も多いです。
この記事では、それぞれの特徴や使い方の違いについて解説します。
デザインの違い・発祥
レディースシャツ
レディースシャツは、男性用のシャツから派生しました。
前見頃にボタンがあり、シンプルで直線的なシルエット、
立ち上がった衿、カフスのデザインが特徴です。
レディースシャツが普及し始めたのは、諸説ありますが19世紀〜20世紀初頭。
当時、女性の自由なスタイルや社会進出の象徴として誕生しました。
その後、レディースシャツはファッションの中で重要な位置を占めるようになり、
現代ではビジネスウェアやカジュアルウェアとして広く愛用され、多様なデザインが存在しています。
ブラウス
一方、ブラウスは女性らしいデザインが特徴で、ボタンのないものが多く、代わりにフリルやレース、リボンなどの装飾が施されています。華やかな印象を与えます。
19世紀末から20世紀にかけて、ブラウスは女性の衣服の重要な要素として定着するようになりました。
当初は上流階級の婦人たちの間で人気を博し、その後、大衆化されました。
上流階級ではメイドさんに脱ぎ着がなされていた為、
現在もその名残として、ブラウスには後ろボタンのデザイン等が見られます。
現代では、フォーマルな場からカジュアルなスタイリングまで幅広く活躍するアイテムとなっています。
素材の違い
レディースシャツ
シャツは一般的には天然素材が使用されます。綿やデニム、リネンなどの通気性が良く、快適な着心地・お手入れのしやすさが特徴です。
ブラウス
ブラウスはより上品なシルクやサテン、シフォンなどの柔らかく軽い素材が使用されます。装飾のデザインが映え、エレガントな印象を与えます。
用途の違い
レディースシャツ
レディースシャツは、オフィススタイルからカジュアルなシーン、日常のアクティビティにも適しています。
【オフィス】・・ドレスシャツと呼ばれるブロード、ツイルなど光沢のある生地はフォーマル感が高いです。
【カジュアル】・・オックスフォード生地やデニム・シャンブレー生地を、洗いざらしで着用するのがおすすめです。スポーティな雰囲気を演出できます。
【オフィスカジュアル】・・リネン素材やタイプライター生地はカジュアルシーンに適していますが、ジャケットやジレとコーディネートすることで、オフィスシーンで着こなすことも出来ます。
クラシックシャツ PALPA ツイル
8,690円 (税込・参考価格)
ジレワンピース
19,800円 (税込・参考価格)
ブラウス
ブラウスはオフィスからフォーマルシーン・オケージョンでの着用に適しています。
【オフィス】・・シンプルなデザインでベーシックカラーのブラウスが万能です。ジャケットやカーディガンのインナーには柄物も素敵です。
【フォーマル】・・シルク、サテン等の光沢がある素材は、パーティやウェディングにも適しています。レースやビーズなどの装飾が施されたブラウスは、エレガントな印象を与えくれます。
【オケージョン】・・卒入園、卒入学式の参列には、ジャケットスタイルにボウタイや、フリルのデザインが施されたブラウスがインナーにおすすめです。顔周りが華やかで、写真映えもよく見えます。
ブラウス
8,690円 (税込・参考価格)
ブラウス
9,790円 (税込・参考価格)
まとめ
ご紹介したシャツ・ブラウスの用途や、着用シーンは一般的な例ですが、実際のスタイリングは個人の好みやトレンドによっても異なります。
自分自身のスタイルやシーンに合わせて選んでいくことで、より魅力的なコーディネートを楽しむことができます。
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