1. Home
  2. >
  3. 知識
  4. >
  5. シーズンオフも安心!コー...

シーズンオフも安心!コートの正しい保管方法と日々のお手入れ方法

シーズン終わりのコートやアウターを正しく保管することで、湿気や害虫、汚れからコートを守り、次のシーズンにも美しい状態でコートを着用できます。 今回は、そんな衣替え時のコートの正しい保管方法と日々のお手入れ方法までをご紹介いたします。

2024.04.04 知識

寒い季節が去り、シーズンオフに入るとき、大切なコートを正しく保管することが重要です。

正しく保管することで、湿気や害虫、汚れからコートを守り、
次のシーズンにも美しい状態でコートを着用できます。

今回は、そんなコートの正しい保管方法と日々のお手入れ方法までをご紹介いたします。

衣替え時のコートの保管方法

クリーニング

コートをしまう前にクリーニングに出しましょう。

家庭での洗濯が難しいコートは、衣替えのタイミングでクリーニングに出すことがおすすめです。

見た目は綺麗な状態でも冬の外出時は頻繁に着用するため、
目に見えない汗や皮脂、飲食店のにおいや排気ガスなどにより、汚れが蓄積されている状態です。

まずはその汚れを取り除き、コートの素材を保護します。

ハンガーに吊るす

クリーニングしたあとは、ハンガーでの吊り保管がおすすめです。

シャツなどに比べて重量のあるコートは、
薄いハンガーで吊るすと型崩れしてしまう可能性があるため、コート用の太めのハンガーを選びましょう。

太いハンガー(左)、細いハンガー(右)

保管用の袋を用意する

より大切にしたいコートは、衣類用カバーで保護するとなお良いです。

衣類用カバーを使用することで、
ホコリやにおいがつくのを防ぎ、服同士が擦れないため毛玉や生地の痛み防止にも繋がります。

クリーニング返却時のビニールカバーで保管はNG

ビニールは通気性が悪く、カビや黄ばみ発生の原因になります。
一時的な保護のために使用されるビニールカバーはすぐに外しましょう。

日々のお手入れ方法

ブラッシング

コートの表面には、ホコリや毛などがつきやすいもの。

毎日のお手入れとして天然素材(動物の毛)の柔らかいブラシを使って軽くブラッシングしましょう。
優しく上から下へかけることで、毛並みが整います。

また、コートの毛玉は着用時の摩擦によって毛が絡まることで発生します。

ブラッシングによって、絡まった毛(繊維)をほぐすことにより、
毛玉の発生を防ぐこともできます。

シワができたとき

着用後、袖や裾のシワが気になるときは、衣類スチーマーを使うのがおすすめです。

直接コートに当てずに、少し離してゆっくり丁寧に蒸気を当てることで、
ウールやカシミヤなどの天然繊維を傷つけることなくケアすることができます。

スチーム後は、カビが生えないようコートを乾かしましょう。

日陰干し

外気や体内から出た湿気で湿ったコートは、カビやニオイの原因になります。

着用後、ブラッシングした後すぐにクローゼットにしまわず、風通しの良いところにハンガーでかけおきましょう。

週に一回程度、日陰干しすることで、より新鮮な空気を取り込むことができます。

ただし、乾燥機や直射日光に晒すのはNG。

コートの変色や生地の痛みの原因になります。

汚れの処理

汚れがついてしまったときは、なるべく早く対処するようにしましょう。

濡れた布で軽く拭き取るか、汚れがひどい場合は専用のクリーナーを使って汚れを落とします。

ただし、洗濯機やドライクリーニングは素材や加工によっては適さない場合もあるので注意が必要です。

アウター・コート一覧はこちら

商品やサービスを紹介いたします記事の内容は、必ずしもそれらの効能・効果を保証するものではございません。
商品やサービスのご購入・ご利用に関して、当メディア運営者は一切の責任を負いません。