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2025年6月のヨーロッパ出張 Vol.1

今これを書いているのは2025年の6/10(火)の7:00過ぎで、いよいよ明日からヨーロッパ出張へと向かう。

2025.06.12 貞末哲兵コラム



今これを書いているのは2025年の6/10(火)の7:00過ぎで、いよいよ明日からヨーロッパ出張へと向かう。


最近は鎌倉(シャツ)の仕事もだが、国内出張や中国出張に出かけていて、本当にあっという間にヨーロッパ出張の時期が来てしまった感じである。


以前は、ヨーロッパを主体に物事を考えてそこから日本製にフォーカスを当てていたのだが、
今はどこにいてもフォーカスしているような感じなのかもしれない。

いずれにしても、これほどヨーロッパ出張に行く実感のないことは初めてのことなのだが、
緊張感がないとか、ヨーロッパに慣れてしまったとかそういったことではなく、
他の場所でも充実しているから、ということにして、本題に入っていきたいと思う。


1月のヨーロッパ出張は、“コバぶろぐ”でもお馴染みの小林と2人で行ったのだが、

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ドイツ・フランクフルトのホテルの一室で、2025年1月10日(金)の21:30を少し回ったところである。



今回は去年の夏と同じく、プロダクト・ディレクターの宮沢、クリエイティブ・ディレクターの大道を加えた4人という構成である。




このあたりから、パリに向かう機内で書いているのだが、一年経ってみて自分は変化しているだろうかと自問自答してみる。


誰が言っていたのか忘れたが、昔の偉人が「分かる」ということは「変わる」ことである、というようなことを言っていて、私自身も2024年や過去と比較して常に変わっていたいと願っている。

禅や仏教では「無常」と言ったりする。

よく言われる「ああ、無常」というある種の寂しさを伴うものと違って、本来の無常とは「常は無し」で、人間は誰しも生まれた瞬間から死に向かって変化することを避けられないという意味である。

また、これを「空」と言ったりするのだが、変化(を避けられない)し続けている己に実態はないという意味である。


前述の、私が自身に対して変化を望もうが望まなかろうが、実は変化は避けられない。
そして、固定した物体ではなく、状態として、ただそこにある己に実態はない。

つまり、(無常や、空である以上)自我にとらわれず、あるがままに変化を受け入れ続けることが大切になるのである。

そんな仏教的視点から始まるヨーロッパ出張 Vol.1を書いていること自体が2024年の私からの変化なのかもしれない。


ヨーロッパ出張は、いつも私自身にたくさんの刺激をくれる特別なものであることは変わらないのだが、私自身は変化を避けられないのだから、その在り方も変化していくことを大いに楽しんでみたい。

いずれにしても、いかなるケースにおいても、お客様にとって最高の商品を最高の値段でお届けするヒントになればと願っている。


さっきまで機内で少し寝て、この文章の続きを書いているのだが、パリまであと11時間もある。(トホホ)



つづく

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