春夏オーダーシャツのすゝめ vol.2
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皆様、こんにちは。
MEN'S神戸北野坂店の前田です。
先日、雨の中ではありましたが話題のアノ場所へ行ってきました。

インパクト抜群の木造建築。
そうです。大阪・関西万博です。
この大屋根リング、1周で2㎞あるそうで、ここを歩きながら各パビリオンの様子をうかがい、気になったところに並ぶ。といった流れ。
前回の愛・地球博も実は訪れた経験がありまして、「凍ったマンモスの化石」に感動していたのですが、今回は近未来のテクノロジーに圧倒されるばかりでした。
さて、今回は春夏オーダーシャツのすゝめ第2弾です。
ドレス向けのコットンリネン素材
今回ご紹介するのは綿と麻の混紡生地。
コットンが88%にリネンが12%。
前者がほぼ大半を締めますので、生地感もドレスシャツ寄り。
前回のリネン100%とは見た目でも大きな違いがあります。

この生地の最大の特徴は、コットンの糸の細さ。
通常であれば生地感を出すために比較的太目に仕上げますが、
鎌倉シャツではビジネスでの使いやすさを考慮して100番手を2本使用。
これによりドレッシーな雰囲気は残しつつ、麻のフシ感も生地に現れるといったとてもいいバランスが生まれます。

完成品のご紹介
今回は私が昨年から愛用している完成品をご紹介。

襟型はラウンドカラーにネクタイを持ち上げる「タブ」がついた「ラウンドタブ」です。
リネン100%のシャツをノータイでも着れるようにしているため、「真夏のネクタイスタイル」を想定した作りに。
襟型に特徴があるため、今回も胸ポケットや前立ては排除して極力シンプルな作りとしています。

シルエットは腰回りの絞りを無くしてゆとり感のある「クラシックフィット」をチョイス。
実は「クラシックフィット」のラウンドカラーは「スリムフィット」に比べて小ぶりに出来上がります。襟型の主張が強くなりすぎず、今回の生地の清潔さを前面に出すことができます。
最後に
いかがでしたでしょうか。
前回に引き続き夏に向けたオーダーシャツをご紹介いたしました。
今回の生地は既製品でも別の襟型で登場予定ですので、ぜひ店頭への入荷後にご覧なられてはいかがでしょうか。
それでは。
MEN'S 神戸北野坂店 前田
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