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2025年1月、欧州出張 ドイツ編 Vol.3

次に向かったのが、ドゥッセルドルフで鎌倉シャツのVintage Ivyを取り扱ってくれているSTUFIFというセレクト・ショップである。

2025.01.16 貞末哲兵コラム



KrefeldにおけるASCOT社の素晴らしさを存分に堪能した私と小林が次に向かったのが、ドゥッセルドルフで鎌倉シャツの Vintage Ivy を取り扱ってくれている STUFIF というセレクト・ショップである。




鎌倉シャツのVintage Ivyはあの名著である『AMETRA』の影響もあって、東南アジアや欧米に多くの取引先を持っている。




『AMETRA』のおかげもあり、(他にニューヨークに拠点があるとかたくさん理由はある)鎌倉シャツがアメリカの正当なIvy、ボタンダウン・シャツをアップグレードして現代社会に発信していることを、世界中の優れたリテーラー達が見逃さずに発見してくれているのだ。


取引のある海外のクールなリテーラーでは、まず「鎌倉シャツのボタンダウン・シャツ」(日)、そして、LEVI’S(米)、BARBOUR(英)、ALDEN(米)、IL BISONTE(伊)などをラインナップして、誇らしげに商品の品揃えをしているのである。




STUFIFのスタッフからは、特に鎌倉シャツが欧州社会から見ればファー・イーストの神秘的な国の小さな奇跡として、丁寧に取り扱っている、というような有り難い話を伺うことが出来た。

ちなみに余談だが、英国にあるグリニッジ天文台を経度0度とし、イーストがインド、ミドル・イーストが中東で、ウエストはかつてコロンブスがインドとして勘違いした西インド、つまりアメリカを指すのである。




そして、今度はフランクフルトの STRAUSS というリテーラー(STUFIFと似たような品揃えをしている)から鎌倉シャツのグローバル・オンライン宛てに、商品の取り扱いについての問い合わせがあったのである。




今世界中で安易に大量生産されているアパレル商品の中にあって、本物のストーリーを持ち、メイド・イン・ジャパンで丁寧に作られた鎌倉シャツの商品には多くの引き合いがあることを実感している。


今回、ドイツで鎌倉シャツが関係している(しそうな)2つのリテーラーを訪問することが出来たわけなのだが、良い物を適正な価値で、大事に、そして丁寧に楽しく着用するカルチャーが世界中で生まれようとしている。

そんな氷山の一角を、このドイツの地で垣間見たような気がした。



つづく

書籍 『AMETORA』

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10,780円 (税込・参考価格)

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