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FRENCH STYLE Vol.3

前回はフレンチ・アイビーについてお話しさせていただいたが、今回は「フレンチ・マリン」についてお伝え出来たらと思う。

2024.05.09 貞末哲兵コラム


今は、神奈川県寒川町でコットンの種植えをした翌日の4/24(水)の朝で、北鎌倉のVERVE COFFEEでこのブログを書いている。


VERVEなどのサード・ウェーブと呼ばれているカフェは、原料や淹れ方にこだわるだけでなく、空間演出にも余念がない。

鎌倉にスターバックスがやって来た時も驚いたのだが、VERVEが出来たのは嬉しい限りで、街はカフェによって景色が変わり、居心地が格段に変わってくるのを実感している。




さて、今回はFRENCH STYLEの第3回目を迎えているが、鎌倉本店の若きリーダーである山(苗字)はこのシリーズが好きだそうで、彼のスタイリングは特別派手ではないものの「フレンチ」を感じさせ、お客様からも好感をもっていただける品の良さを持っている。



山  「哲兵さん、その靴はBARTHですか? BREUERやフレンチスタイルにぴったり合いますよね!」


BARTHは、PARBOOTというフランスを代表するシューズ・メーカーの定番であるデッキシューズのことなのだが、春夏のFRENCH STYLEにとてもよく合うし、ビジネスやゴルフの行き帰りにも重宝している。




さて、前回のVol.2では、フレンチ・アイビーについてお話しさせていただいたが、今回は「フレンチ・マリン」についてお伝え出来たらと思う。


もう1人の創業者でお馴染みの貞末タミコは、マリン・スタイルを得意としいて、特にボーダーのカットソーは彼女にとって欠かせないものだった。

ネイビー・ジャケットやシャンブレー・シャツ、デニム・パンツやホワイト・パンツによく合わせていた。




ボーダーのカットソーといえば、セント・ジェイムズ、オーチバル、アルモール・リュックスなどが有名で、私も小さい頃から愛用している。




私がセレクトショップに勤めていた20年前くらいに、突然オーチバルが流行って、「セント・ジェイムズも良いけど、ベタだよね」みたいな風潮があったことを覚えている。


オーチバルにしても、アルモール・リュックスにしてもそのクオリティに大差はなく、非常に良い物であるが、基本的なアップグレードはされていないようで、特にボート・ネックになっている首元の開きにおいては、着こなしが難しくなるのも事実である。

一枚で着るとフェミニンな雰囲気になってしまうし、中にTシャツを合わせてみたりしてみるのだが、ネックのボリュームやその素材感を合わせるのが非常に難しい。

そこで、数十年前からボタンダウン・シャツを合わせる組み合わせが考案され、現在も普遍のスタイリングとなっているのである。


ボタンダウン ・シャツといえば鎌倉シャツということで、そのこだわりに合う「バスク・シャツ」を模索してきた。




そして、去年から一年くらいかけて研究・開発した結果、今年何とかリリースすることが出来たのである。


バスクシャツ

8,690円 (税込・参考価格)

バスクシャツ

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今回のバスク・シャツの開発にあたり、特に考えられたのは「一枚で着てもフェミニンになり過ぎないこと」「ボタンダウン ・シャツに合うこと」であり、おそらく、これは多くのボーダー・カットソーのファン待望となったのではないだろうか。

見た目はいたって普通でありながら、細部にこだわりが密かに宿る、鎌倉シャツだけの新しい「バスク・シャツ」が誕生したのである。

鎌倉シャツが「シャツ屋」である以上、バスク・シャツは取り組む意義があり、フレンチマリンも含めたストーリーは、今後も欠かせないものになっていくはずで、実際の着こなしやスタイリングについては、こちらをご参考にしていただければと思う。

▼ バスクシャツ特集
https://shop.shirt.co.jp/shop/pages/basqueshirt.aspx

バスクシャツ

8,690円 (税込・参考価格)

バスクシャツ

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バスクシャツ特集ページへ



それでは、また。


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