【トランクショー】オーダースーツ生地ブックが入荷いたしました。
オーダースーツ作成の際にお選びいただく生地見本が到着いたしましたのでご紹介いたします。
いつも京都店のブログをご覧くださりありがとうございます。
本日は京都店にてお選びいただける生地の中で、おススメの生地をご紹介いたします。
"CANONICO" Supersonic
17世紀中ごろの公的文書に記録があるほどに歴史を持つ、
イタリア最大のテキスタイルメーカー”CANONICO”
その実力は間違いなくトップクラス、有名な”DRAPERS”もカノニコに依頼しているほどです。
本日ご紹介するのは”Supersonic”
超音速の名前とブック表紙の飛行機からもわかるように、出張シーンや椅子に掛けている時間が長い状況で活躍する高機能な生地でございます。
強くねじられた糸を使用しており、防シワ性能とドライなタッチが特徴。
密度も適度に低く設定されているため通気性にも富みます。
経糸の鮮やかなブルーがアクセントでかわいらしい生地です。
"HARRISONS" Mystique
続いては神秘性を意味するこちらのブックからご紹介いたします。
もとはスコットランドの狩猟文化の中で発生した柄ですが、世界中から高い評価を受けるハリソンズの手にかかるとここまで上品な表情に。
前述の生地と同じくねじられた糸を使用しているため、軽やかで防シワ性にも優れます。
細い糸を使い光沢感を出すのではなく、夏物として強撚の糸を用いるのがなんとも英国らしく粋に感じます。
"ZENGNA" Trofeo classic
最後は前述の生地たちとは対極的なものをご紹介いたします。
イタリアのテキスタイルメーカーとして最も有名といっても過言ではない「ERMENEGILDO ZEGNA」
ウールの品質を競う品評会において最優秀のブリーダーが採取した原料を用いた生地が”Torofeo”になります。トロフィーという意味の名前が付けられているのはこのためです。
その驚きの繊維の細さは髪の毛の1/5程度。
素材のクオリティがダイレクトに反映されるツイル生地。
生地の色を落ちついた色にし、ゆったり目なサイジングで生地の光沢とドレープを出していただければ別格のイタリアンクラシコに。
終わりに
いかがでしょうか。
それぞれにストーリーとコンセプトのある生地でございます。
また、他ブランドや同ブランドでもコンセプトの異なるものもございますので
是非生地ブックをご覧にお立ち寄りくださいませ。
それでは
岡本
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