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【純国産】しまなみコットンシャツ

「ALL MADE IN JAPAN」。そんなシャツが完成しました。

2024.11.28 ブログ

みなさま、こんにちは。
札幌店のはちやなぎです。

さっそくですが今日、ご紹介したいアイテムは
「しまなみコットンシャツ」についてです。

「しまなみコットン」とは鎌倉シャツが命名した綿になります。
鎌倉シャツは、2023年に愛媛県今治市の「しまなみコットンファーム」で
最高級品種の綿花である「超長綿」の栽培を試験的に行い
オーガニックコットンの収穫に成功しました。
そのなかで初めて収穫した綿を「しまなみコットン」と命名し、
今回のシャツの制作に至りました。
 さらに詳しくは=「ついに完成!しまなみコットンシャツ」

そんなパルパーから、純国産のシャツが誕生しました。
「パルパー」とは多くの方がご存じの通り、

鎌倉シャツが誇るイージーケアシャツです。
お持ちの方も多いのではないでしょうか。

「純国産とは?」ということになりますが、
なんと、全ての工程が日本国内で行われていることです。
シャツの原料である綿花の栽培、収穫、
それを糸にする紡績、
そして生地となったものをシャツの形にする縫製。
全てが日本国内で行われ、日本国内で完結したものです。

品番:KPJS99 c/10 
価格:¥13,200(税込)

現在販売しているパルパーもとてもいいものですが、
このしまなみパルパーは、さらに光沢感が強く出ています。
劇的に大きな違いがあるとは言えないかもしれませんが、
日本国内で全ての工程が完結していること、
また環境問題に一石を投じるシャツであること。
この魅力はなによりも勝るものと言えるでしょう。

ボタンは他のハイクラスシャツと同様、白蝶貝を使用しています。

服飾業界における環境問題について、
聞いたことのある方もいるかと思います。
こちらについて、
1つはコットン栽培における環境負荷の問題があります。
具体的に
①コットン1kgを生産するのに約2700Lの水が必要であるということ。
②農薬の使用で土壌や環境汚染の可能性があるということ。
③土地の確保のため森林伐採が進んでいること。
この3点があげられます。

また日本国内の課題として、
・食料自給率低下に伴う、耕作放棄地や休耕田の増加
繊維業界の課題として、
・繊維製品の国内自給率はわずか1.5%であり、
 その原料の輸入の為、多くのエネルギーを使用している

こういった問題があります。

このしまなみコットンはそれらの改善のためにいくつかの方法をとっています。
環境問題の改善、また日本の課題の解決につながるように
①少ない水で効率よく栽培するため、超吸水ポリマーを混ぜ合わせていること。
②有機栽培であること。
③工作放棄地の活用であるこ
と。
このようなことを実践し、綿の収穫から製品化まで行うことができました。

少量ではありますが、
しまなみパルパーの生地もオーダー生地もございます。
生地見本で見比べていただけると、
その違いが分かりやすく見られます。
 =しまなみパルパーオーダー生地

一企業が今回少量で始めたことなので、まだまだ小さな波が起きたほどかもしれません。
ですが、多くの方の大きな思いを乗せたこの一石が
今後の大きな波になっていくのではないか。

私はそう感じております。
(個人的な話でありますが、学生の時に環境問題を専攻としておりました。
 この試みは、今後とても重要なものになっていくと一個人として感じます。)
ぜひ一度、お手に取って、
生地感、その思いを感じていただければ幸いです。

みなさまのご来店、心よりお待ちしております。

札幌店 はちやなぎ

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