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しまなみコットン初植祭2024

しまなみコットンプロジェクトのローンチイベント「しまなみコットン初植祭2024」を開催しました。

2024.07.01 取り組み

『コットンの日』である5月10日に愛媛県今治市で、しまなみコットンプロジェクトのローンチイベント「しまなみコットン初植祭2024」を開催しました。

しまなみコットンプロジェクト

昨年、瀬戸内地区にある、しまなみコットンファームで、最高級品種である繊維長が長い超長綿の栽培に挑戦し、極上の国産オーガニックコットンを収穫。
日本での栽培は気候条件などで難しく、世界でも超長綿が採れる生産地は限られ、その流通量は数%という希少な綿花なのです。

この成功を受け、国産の高級綿の栽培から製品づくりまでの全行程を国内で完結させる「しまなみコットンプロジェクト」が本格的に始動。 5月10日に行われたそのローンチイベント「しまなみコットン初植祭2024」では、昨年収穫した綿から採れた種の苗を、地元の小学校や高校の生徒さんを含め総勢230名で2200株植え付けました。

1993年の創業から30年、MADE IN JAPANを貫いてきた鎌倉シャツですが、ついに素材のコットン栽培から収穫、紡績、織布、縫製に至るまで「ALL MADE IN JAPAN」のプレミアムなドレスシャツを製作します。

しまなみコットン初植祭2024

雲ひとつない快晴に恵まれた当日の午前10時。
弊社・社長の貞末奈名子の挨拶で開会し、続いて今治市長の徳永繁樹様、経済産業省 生活製品課長の田上博道様のご挨拶のあと、苗植えがスタート。

今治市の職員や地元企業の方々、本プロジェクトの関係者や弊社スタッフで約1時間、作業しました。

苗植えをする徳永市長(右から)、田上課長、貞末

その後、「しまなみアースランド」に移動し、交流会&昼食。青空の下、今治のご当地グルメのピクニックランチを楽しみ、郷土芸能(一人角力)も披露されました。

そして、いよいよ午後からは、しまなみコットンファームに今治南高等学校の高校生45名と、今治市立日高小学校の6年生101名が集まってくれました。

今治南高等学校校長の松野勝利様と今治市立日高小学校校長の亀田義彦様のご挨拶を熱心に聞き入る生徒たち。
苗植えを楽しみにしてくれている様子が伝わります。

生徒たちの苗植え

さあ、苗植えです!
生徒たちがそれぞれ担当する畑の位置に広がり、弊社スタッフが手分けして苗植えの仕方を伝授。目を輝かせながら、すぐに習得し上手に植えてくれました。

元気溌剌、溢れる笑顔と一生懸命に取り組むその姿が可愛らしく、見ているこちらが元気をもらえました。
生徒たちにとってこのイベントが良い経験となり、身近な素材であるコットンに興味を持つ機会となれば嬉しいです。

本プロジェクトの意義と展望として、産官学の連携による地域親交と教育のほか、国内繊維業界の発展に貢献、環境負荷の軽減、新たなサプライチェーンの構築、日本各地の休耕田の活用を掲げています。

まだ始まったばかりですが、この活動を通して、少しでも日本の繊維業界の発展や地方創生のお役に立てればと願っております。

ALL MADE IN JAPANのドレスシャツ

5月10日に植え付けた苗は、半年後の11月頃に収穫します。
収穫したコットンは、約1年の製作期間を経て、翌年の秋にドレスシャツとして販売いたします。

今年は、昨年収穫したコットンで製作したドレスシャツを秋に販売する予定です。
引き続き、本プロジェクトにご注目ください。

苗の成長の様子はまたレポートいたします。お楽しみに!

メディア出演情報

南海放送の「i.i.imabari! 瀬戸内の新しい風 ~むすぶ×イマバリ!~」にて(6/1 と 6/2)初植祭の様子が地元日本テレビ系で放送されました! YouTube にてアーカイブ視聴が可能です。

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