新潟から日本製を見る 五泉ニットVOL.1
五泉ニットのルポブログです。(全5回予定) 今回は実際にお花が咲いている様子やを採取の背景などをお伝えいたします。
今回のブログからは、前回までの亀田から移動して、また別の町から「日本製」をお伝えいたします。
実は昨年の3月から、私は新潟のとある場所に足を運んでいました。
お花の町、ニットの町として有名な、新潟県五泉市です。
五泉市は新潟駅からは電車で1時間ほどで着き、里芋やお花、そして国内有数のニットの生産地としても知られる町です。
2025年3月、鎌倉シャツと五泉市は包括連携協定を結ぶ運びとなったのが、訪れるきっかけとなりました。
簡単にご説明すると、「一緒に日本製を盛り上げていきましょう」と固い握手を交わしたわけです。
ところで、皆さまは「五泉ニット」をご存知でしたでしょうか。
お恥ずかしながら、私は新潟に転勤で来るまで知りませんでした。
しかし、新潟のお客様にとっての認知度の高さは、目を見張るほどです。
五泉がニットの産地となった背景には、絹織物があります。
江戸時代中期に養蚕から織物までの生産が始まり、その技術が継承され、戦後にはニットの生産へと姿を変えていきました。
人々の服の変化が追い風となり、今や日本一の生産高を誇るニット産地へと成長したのです。
編目を繋ぐ技術や、独自の縫製技術が裏付けとなり、名だたるブランドのOEMを中心に生産量を誇っています。
近年は各社のオリジナルブランドを立ち上げるなど、更に知名度や販路を広げる努力もされています。
地元の人にとっては誇りとも言える、技術と生産力の継承と尽力が、現在まで続く五泉ニットを支えているのです。
もしかすると、皆さまがお召の「made in JAPAN」と書かれたニットは五泉で作られたものかもしれません。
日本製のニットを作る五泉、日本製を売る鎌倉シャツ。
果たして何を作っていくのか、可能性は無限大です。
そこで案として上がったのが五泉のお花とニットを活かすということでした。
突然ですが、弊社の取り組みである、ボタニカルダイをご存知でしょうか。
植物の残渣を使用した染料で、素敵な商品が出来上がるという取り組みです。
鎌倉からスタートしたこの取り組みに関して、是非こちらのブログもご覧いただければと思います。
このボタニカルダイを用いれば、五泉の見頃を終えた花を使って、綺麗なニットを作ることができるじゃないか!とここからはトントン拍子でした。
自画自賛になってしまいますが、素敵な商品にならないわけがないということで、仕上がったニットに関しては追々お見せできればと思います。
そして今回、高橋ニットさんと一緒に作成ができることになりました。
1955年創業と老舗でありながら、異素材と組み合わせた商品の作成や自社ブランドの立ち上げなど、常に挑戦を続けていらっしゃる企業です。
工場も度々見学させていただき、積み上げられた技術と丁寧な作業を間近に見させていただきました。普段店頭で完成品しか見ない私にとっては刺激的で勉強になる時間です。
確かな技術力がある高橋ニットさんとの商品をお楽しみにお待ちください。
次回は実際にお花を集めた時のレポをお届けできればと思います。 とても綺麗なお花が出てまいりますので、是非次回もお読みいただけましたら幸いです。
本日はここまでお読みいただき、ありがとうございました。
新潟店 田中
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