コバぶろぐ vol.76【BREUER 2024SS】
皆様、こんにちは。 少し前ですが、先月ニースでお会いしたBREUERのWalterさんが来日され、商談を行いました。 現地では㊙企画の仕込みをメインに商談をしましたが、今回は2024年春夏向けにバイイングする重要な仕事をリポートしたいと思います!
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BREUER再び!!!
7月某日。都内某所。
鎌倉シャツのネクタイの中でも最もボリュームのあるサプライヤーである"BREUER"と2024年SS向けの発注を行う、とても大事な一日となります。
鎌倉シャツバイヤーチームは、哲兵と白根。
商談1時間前から入念な打ち合わせを行っていた、まさにその時!!
まさかのコーヒーが私のシャツに飛んできたのです(シンプルに自滅)
しかも最近オーダーしたばかりの、THOMAS MASONのリネンシャツ・・・
更に悲劇は続き、商談後に意気揚々とランチでカレーを食べていたら、カレーがネクタイに飛んできました(泣)
コーヒーをこぼすケースは良くあるかと思いますが、こぼした後は速攻で水を含ませたハンカチなどでシミの部分を軽く叩きまくって下さい、とにかく放置すると落ちにくくなります!
本題入ります。
さて、前回はニースのショールームを訪問しましたが、日本では彼らが滞在しているホテルで商談を行います。
こちらが社長のWalter Breuerさん。
、、、ではないですね、鎌倉シャツ副社長の哲兵です(笑)
手前にあるのがBREUERのコレクション。
ネクタイで有名ですが、実はトータルルックブランドなんです。
実は鎌倉シャツでも10年前にBREUERのブルゾンやジャケットなどなどを展開していたことがあります。
その時の展開店舗が鎌倉本店と秋葉原店、当時の秋葉原店で店長だったのが何を隠そう私なんです(照)
このようなコートやブルゾン、セーター類もBREUERのセンスが光ります。
ネクタイ同様、フレンチトラッドの軸足をぶらさないコンセプトには脱帽です。
彼らのテイストにはアパレルでは通例となっている、いわゆる"トレンド"に左右されない確固たるものがあります。
それでいて、どなたでもトライしやすく上品というのが良いですよね。
言うまでもなく、側だけではなく、素材やパターン、ディテールにもこだわっています。
服装の軽装化により、ポケットチーフを挿す機会が減っていますが、このような提案をされると流石に参ります(良い意味で)
色の統一感、柄のチョイス、生地の仕上げ、美しい手巻き、全てにおいて流石に参ります(2回目)
登場が遅くなりました、彼が社長のWalterさん。
長年BREUERのクリエイティブを世界に発信してきました。
こちらが鎌倉シャツバイヤーチーム。
膨大な提案に興奮しながら、チョイスしていきます。
私もコーヒーの悲劇を乗り越えて、何とか笑顔です(汗)
暑い、熱い、熱い!!
ということで、ジャケットを脱ぎ本気モード。
え???
何を発注したか、見せて欲しい??
うーん、では少しだけ。
BREUER、そして鎌倉シャツのコンセプトカラーであるネイビー。
彼らの代表的クオリティであるモガドールで別注しました。
モガドールとは、シルク(緯糸)とコットン(経糸)の混紡素材で、経糸に太い綿糸を入れて畝を出した織り方です。マットで上品な質感、ボリュームのある生地となり、BREUERは創業以来このクオリティを定番として取り扱っています
ありそうでない、絶妙な色使いとシンプルな柄のコレクションです。
BREUERの提案で刺さったのが、生地表面に糸のムラが表れる独特な風合いのシルクシャンタン。
春夏の代表的素材で有名ですが、意外と鎌倉シャツでは積極的なバイイングはしてきませんでした。
素材感、カラーコンビネーションに惹かれて、2024年春夏に登場です。
実は数量も数量だけに、ゆっくり写真撮ってる時間もなくて・・・
代わりに2024年初夏に販売予定のアーカイブ企画もチラ見せします!
30年前のアーカイブなので、少し懐かしさもあり、BREUERのラインナップではあまりチョイスしていないので新鮮でもあります。
最後に・・・
充実の時間を過ごして、来年の春夏が楽しみになりましたが、その前に現在は秋冬の準備に追われています。
ネクタイに限らず、充実したラインナップを取り揃えていますので、期待してお待ちください!
その前に急激に暑くなったこの季節を元気に乗り切らなければ・・・
次回もお楽しみに!!
そういえば、この"読む鎌倉シャツ"の責任者であるY村(身長192cm)が、こんなリンクを作ってくれました!
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