鎌倉シャツのシャツ
特集「鎌倉シャツのシャツ」を読み返し、改めて“シャツ”という存在に向き合ってみました。
はじめに
今このブログを書いているのは2025年8/13(水)の7:30を少し回ったところである。
出来る限り毎週、何らかのブログをアップしたいと思っているのだが、先週、先々週と立て続けに関西出張に出ていたため、久しぶりの投稿となる。
現在の私は、実務としては一人の営業マンだったり、物作りを計画したりしているのだが、関西には多くのお取引様がいらっしゃったり、素材や縫製工場もあったりして、様々な立場からそれぞれに関わらせていただけることに有り難さを感じている。
営業マンとしての話や、物作りの計画についてはまた別の機会にこちらのブログを通じて読者の皆様にお伝えさせていただきたいと思うが、今回はタイトルにある「鎌倉シャツのシャツ」という壮大なページがアップされたことについて、私からも言及させていただきたい。

「鎌倉シャツのシャツ」について
ここに書かれている物の多くは、過去ホームページやどこかに記載された内容の抜粋、編集になるのだが、とても良く書けていて、鎌倉シャツ社内でも評判となっている。
私はこうやってよく文章を書いているので、実は今回の「鎌倉シャツのシャツ」について執筆の依頼があった。
改めて鎌倉シャツのシャツの本質をお客様にお伝えしたいので、文章を書いて欲しいということだったのだが、私は丁重にお断りさせていただいた。
鎌倉シャツのシャツについては、※私のブログやホームページ等いたるところに書いてきたつもりだし、今更、まとめて書くのも芸があまりにもない。
もちろん、私に気を遣ってくれて執筆を依頼してくれたと思うのだが、いつまでも私がこういった類の(鎌倉シャツのシャツのような)大切な文章を担当しているようでは、会社全体の伸びは止まると思い、途中までバッチリと書いた上(サボりたいわけではないことをお伝えした上で)でお断りさせていただいたのである。
そして、「鎌倉シャツのシャツ」は私が書いたのではなく、とある社員が魂を込めて書いた物に加え、気合いの入った工場への取材が見事なまでに重なり、素晴らしいページや動画に仕上がったことが、私にとっても密かな喜びとなった。



量産の最高峰
諸行無常、物事は常に変化し続けるという意味なのだが、まもなく私も48歳になる。
ビジネスの世界ではまだまだ小僧でもあるが、体力的な衰えも感じ始めている。
人間は生まれた瞬間から死に向かってゆっくりと動き出していることは誰しも同じなのだが、そのことを実感として感じるようになってしまった。
また、今回の「鎌倉シャツのシャツ」の最後の部分には私が書いたような内容を載せてくれたことに、この場をお借りして感謝申し上げたいと思う。
量産の最高峰へ再び向かいたい。

量産の最高峰
1993年、不況の中で誕生した“シャツ専門店”──それが鎌倉シャツの始まりだった。
周囲の懐疑をよそに、創業者・貞末良雄はこう信じた。
「繁盛店は立地でなく、商品とサービスの力で決まる」
だからこそ、私たちは磨き続けた。
「本物を、適正価格で届ける」という信念のもとに。
通常では考えられない原価率。
儲けよりも、「驚き」と「喜び」を届けることを選んだ。
顎が外れるほどの“驚愕のマーチャンダイジング”は、こうして生まれた。
─ 肌に触れるたびに実感する極細糸のしなやかさ。
─ 手間と時間をかけた「巻き伏せ本縫い」の美しさと着心地。
─ 指に馴染む天然の「貝ボタン」の品格と機能美。
そして、それらを可能にするのは、日本の熟練職人たちの技。
私たちは、すべてを国内で完結させ、「MADE IN JAPAN」を貫いている。
誰もやらなくても、儲からなくても。
喜ばれるシャツを、ただひたすらに。
鎌倉シャツは、衣類ではなく、
誠実なクラフトマンシップと、お客様への想いを織り込んだ一枚。
どうぞ安心して袖を通してみてください。
きっと、その違いが伝わるはずです。
─ ディレクター 貞末 哲兵

商品やサービスを紹介いたします記事の内容は、必ずしもそれらの効能・効果を保証するものではございません。
商品やサービスのご購入・ご利用に関して、当メディア運営者は一切の責任を負いません。