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「Mr. IVY」くろすとしゆきスタイルブック発売のお知らせ

戦後、日本の若者たちに初めて洋服のルールを伝えた「アイビー・ファッション」。その立役者である「くろすとしゆき」氏のスタイルブックが完成しました。

2025.06.25 取り組み

本のご紹介

戦後、日本の若者たちに初めて洋服のルールを伝えた「アイビー・ファッション」。 VANなどのブランドを通じてその啓蒙に尽力した人物こそ、くろすとしゆき氏です。

服装に関する独自の哲学はもちろんのこと、ユーモア溢れる精神や、その生き方に共感するファンは数多くいらっしゃいます。

そんな氏の集大成とも呼べる一冊「Mr. IVY Kros Toshiyuki Style Book」がついに発売されました。

表紙

著者:くろすとしゆき

【『Mr. IVY』製作委員会】黒川光博(株式会社 虎屋)/高橋慎志、井上保美(フォーティファイブアールピーエムスタジオ株式会社)/貞末奈名子、山口光郎(メーカーズシャツ鎌倉株式会社)/久世泰雄(株式会社アルカ)


本書は、くろすとしゆき氏と弊社社長 貞末を含む数名のアイビー好きメンバーとの会話がきっかけとなり、制作委員会が組織されて生まれました。(下記巻頭言参照)

氏の半生から、長年愛用されてきた品々、そして旅の記録に至るまで、永遠に大切にしたい「お宝」が詰まっています。この本は、単なるファッションブックではなく、くろすとしゆき氏の魅力を深く知ることができる、まさに「宝モノ」のような一冊です。


巻頭言より抜粋

大きな夢を与えてくれたアメリカ、そしてアイビー(黒川光博)

くろすとしゆきさんにお会いしたくなり、メーカーズシャツ鎌倉の貞末さんと二人でお声を掛けたところ快諾を得た。

久しぶりにお目に掛かったくろすさんは、90歳になられたが大変お元気、頭脳明晰で、昔のこともすごく良く覚えていらっしゃる。

ご一緒したそのレストランにたまたま、45rpm studioの高橋さんがいて、我々の姿を見たら「憧れのくろすさん!!」と飛んできた。

少しの会話の後、次は是非、くろすさんを囲んでIVYの話を、となった。

後日のその場ができ、お話を伺っているうちに、
IVYスタイルの歴史など、この貴重な内容は、本でも作って後世に残さなくてはいけない、と三人は大変な使命感に駆られ、大いに気勢が上がった。
そこでIVY信奉者であられた寛仁親王殿下の本『ジェントルマンの極意』を担当した元小学館の酒井さん、くろすさんと親交の深いアルカの久世さんも巻き込み、この本の出版準備が整っていった。

黒川光博(くろかわ・みつひろ)/1943年東京生まれ。高校時代からIVYに目覚め、学習院大学在学中に親しい友人と「スタッグクラブ」というアイビー好きの集まりを結成。1969年「虎屋」入社、1991年より代表取締役社長。2020年より代表取締役会長。著書に『虎屋 和菓子と歩んだ五百年』がある。

くろすとしゆき氏と鎌倉シャツ

ファッション評論家のくろすとしゆき氏とメーカーズシャツ鎌倉の創業者・貞末良雄と妻のタミ子は、かつてVANヂャケットで同じ時代を過ごした仲間です。

夫妻とくろす氏の関係は長年にわたる深いもので、特にタミ子はVAN在籍時にくろす氏の秘書を務めていたという特別な縁がありました。そうした歴史が、現在の協力関係にも自然とつながっています。
1993年、貞末夫妻は「良いシャツを、適正な価格で届けたい」という想いから、鎌倉でメーカーズシャツ鎌倉を創業。

その後、くろす氏と再び縁が深まり、2013年にはアイビースタイルパーティーを開催。

以降は鎌倉シャツの公式サイトでブログ「さかさメガネ」の連載を7年以上続け、ブランドに知的な魅力を添えました。

両者の協業によるコラボシャツも誕生し、多くのファンを惹きつけています。

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