スーツオーダーを嗜む vol.8
今回もニューヨークオーダーサロンの小話を交えながらおススメ生地をご紹介いたします。
Writer
みなさま、こんにちは。
MEN’S神戸北野坂店の前田でございます。
前回の「スーツオーダーを嗜むvol.7」はご覧いただけましたでしょうか。
今回も前回に引き続きニューヨークオーダーサロンの様子からご紹介いたします。
Kamakura Shirts New York Order Salon
さて、前回はオーダーサロンが入居するビルが直結するGrand Central Terminalについてご紹介しました。
今回はついにオーダーサロンに潜入…!したような気持ちでご覧いただけますと幸いです。
まず部屋に入ると出迎えるのは商品の数々。
国産スラックスやVintage IVYなど、海外でも非常に評価の高い商品に加え、この空間ではVintage IVYをさらに進化させた「Kamakura Classics」(鎌倉クラシックス)も展示されております!
※Kamakura Classicsにつきましては、国内での取り扱い・販売をしておりませんが、皆様も鎌倉シャツのGlobal Online Storeよりぜひ詳細をご覧くださいませ!

その他にもオーダーをゆっくりとお楽しみいただくための空間として、大きなソファが特徴の部屋や、フィッテング専用の部屋など、まさに「オーダーサロン」ならではのゆくりとした時間が流れる空間が整っております。

New Yorker's Favorite ②
こちらも前回に引き続きニューヨークのお客様から人気だった生地をおススメとしてご紹介。

今回はイタリアからDRAGO (ドラゴ)のウール×リネン生地のご紹介です。

DRAGO社はイタリア創業で、紡績から生地の生産までを自社で一貫して行う希少なメーカーです。
その中でも有名な「SKYFALL」(スカイフォール)は勘が良い方ならピンとくる生地かもしれません。
元々の名の由来は「まさに天からの贈り物のような素晴らしい生地」として冠されているのですが、映画「007 スカイフォール」で主演の俳優が身に着けたスーツから、更にその名を世界へとどろかせることとなりました。
今回ご紹介するのはそのSKYFALLを手掛けるDRAGO社のリネン×ウール生地。
リネンが52%、ウールが48%の絶妙な配合で軽さと高級感を持ち合わせています。


この生地は「春夏感のある生地は欲しいけど、リネンやコットンだけだとシワ感が気になる」という方にピッタリ。
ウールがほぼ半分を占める生地ですので、リネンの清涼感やフシ感もありながら、ウールの防シワ性や光沢感もしっかり残されています。
特にグレンチェックはクラッシックな柄ではありますが、無地が増えがちな春夏のコーディネートに非常におすすめです。
まだ次回も少しだけ続きます…
さて、いかがでしたでしょうか。
ニューヨークオーダーサロンのご紹介は、次回も続く予定です。
既にゴールデンウィークを満喫されていらっしゃる方も、後半の祝日に楽しみを取っておいている方も、ぜひお時間のある際は神戸北野坂店のブログをのぞいてみていただければと思います。
それでは。
MEN'S神戸北野坂店 前田
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