コバぶろぐ vol.80【コモのネクタイ】
皆様、ボンジュール。 昨晩、今回の出張最終目的地であるパリに入りました。 パリでは主に展示会視察とマーケットリサーチを中心に行いますが、そこを書く前に、まずはコモで発注したネクタイ周りをリポートしたいと思います。
Writer
貞末哲兵コラム
このブログを読んで下さっている方は、こちらも読んでいるかと思います。
やはり書き慣れているのか、恐ろしく快調な更新頻度でビビります(笑)
哲兵 コバぶろぐ全然更新できてないじゃん!待っている人いるんだから書かなきゃダメでしょ!
コバ そうなんですけど、筆が全く進まないんすよね~・・・(実際には筆は使用してない)
コバ 何でそんなに更新できるんですか?PCで集中的に書いてるんですか?
哲兵 PC??違う違う、iPhoneだよ!これ一つで何でもできるから、今回の出張ではPCは持参すらしてないんだよね(笑)
コバ す、すご!!(汗)
確かにiPhoneベースなら、どんな体制でもどんな場所でも書くことできますよね・・・
僕の場合は恐ろしいほど携帯で文字を打つスピードが遅いので、PCで頑張りたいと思います!
コモとコバ
世界的なネクタイの聖地と呼ばれ、ネクタイ業界においてコモの存在は欠かすことはできません。
MILANO CENTRALE駅から40分ほどでCOMO S.G駅に着くのですが、都会のミラノから比べると特に冬の場合は静けさが際立ちます。
僕が初めて訪れたのが、まだ丸の内店のスタッフだった2012年に遡ります(当時25歳でガリガリ)
この美しい土地と強烈なパワーに圧倒され、衝撃を受けたことを今でも鮮明に覚えています。
世界中のバイヤーがコモを訪れ、バイイングし、多くのビジネスパーソンを魅了している。
ネクタイバイヤーという職に憧れを持つまで、時間はかかりませんでした。
そして、正式にネクタイバイヤーになった2014年から、今年で10年。
コモが僕に沢山の経験を与えてくれて、成長させてくれました。
いつ来ても良い緊張感と高揚感を抱かせるこのコモという場所に再び来ることができて、大変感慨深く思います!
少ししんみりムードになっちゃいましたが(書きながら泣いています)、楽しくリポートします!
English Tradition, Italian Passion
まずは、English Archiveコレクションで知られる、MANTERO社を訪問しました。
こちらは僕が初めて担当を任せて頂いたファクトリーで、個人的にかなり思い入れがあります。
思い入れ以上に、タイトルの通り、ブリティッシュなテイストを持ちながら、モダンに仕上げることに長けた、コモ最大のファクトリーです。
(English Tradition,Italian Passionは彼らのモノづくりのテーマです)
担当のMatteoさんと記念撮影。
インテルミラノの大ファンで天ぷらが大好物です。
発注内容はあまり見せるとアレなんで、ちら見せでご勘弁を・・・
帰国したら、直ぐに髪の毛を切りに行こうと思います(汗)
今回発注したのは、2024年秋冬用ですが、English Archiveコレクションの最新作は3月くらいに販売予定です!楽しみにお待ちください!
SUPER QUALITYコレクション
次に訪れたのが、鎌倉シャツでダブルフェイスやサテンで人気のファクトリーと、未だベールに包まれている、究極の生地を作るファクトリーです。
共に唯一無二のクオリティを作るファクトリーとして有名ですが、当然コストも高く、国内でもかなり流通が減ってきています。
そこは究極の素材を追い求め、取り扱う鎌倉シャツの出番です!
こちらは、SUPER SATIN。
高密度の打ち込みと高貴な光沢が特徴の世界一のサテンとの呼び声も高い生地です。
ソリッドとドットでチョイス。
こちらはSUPER TWILL。
今回新たに発掘した秀逸クオリティで、通常のツイルより繊細で高級感が漂います。
こちらは哲兵が着用していたOLD BREUERドットタイからのインスパイアです。
昨今の気分であるドットのみでチョイス。
こちらはSUPER REP。
あのDrake'sが定番で使用しているクオリティで、世界でもここでしか作ることができません。
ストライプに加え、ソリッドもチョイス。
2023年4月に全貌が明らかになります。
こちらは、GARZA PICCOLA。
ピッコラとは小さいという意味。
世界でも最もドレッシーなガルザとして、鎌倉シャツでも以前は展開してきましたが、この度復活を果たします。
昨今のカジュアル化などの影響で、ネクタイをされる機会が減ってきている背景がありますが、シャツが主力のブランドである以上、ネクタイは重要なアイテムであることは間違いないので、今年も様々な仕掛けをしていきたいと思います、ご期待ください!
商品やサービスを紹介いたします記事の内容は、必ずしもそれらの効能・効果を保証するものではございません。
商品やサービスのご購入・ご利用に関して、当メディア運営者は一切の責任を負いません。