【博多織】ネクタイ新作のご案内
第1、2弾と大変ご好評いただきました、博多織ネクタイが到着致しましたのでご紹介いたします。
皆さま
こんにちは。
いつも博多店ブログをご覧くださり、誠にありがとうございます。
博多織モチーフのネクタイ「博多織ネクタイ」。
大変ご好評頂いておりまして、ありがたいことに今作で第3弾を販売する運びとなりました。
今作は第1弾でも販売いたしました「八女茶」の茶葉から抽出した天然染料で染め上げた、お洒落で特別なネクタイとなっております。
※第1弾の八女茶ネクタイも今回少量ですが追加で作製しておりますので、前回ご購入の機会を逃した方は必見でございます。
第1弾博多織ネクタイの詳細ブログは、下記からお読みくださいませ。
和のテイストとの融合
今回の染料やデザインは博多織伝統の「献上柄」をモチーフとしている和のテイストのため、敢えて洋物のネクタイに合わせることで海外の方にも興味を持っていただけることが増えました。
また、福岡の地から離れ新たなる地へと向かう方へのギフトとしてもご好評いただいております。
今作も至極のラインアップをご覧くださいませ。
筋塀独鈷(すじべいどっこ)
筋塀とは由緒あるお寺の築地塀に施された定規筋と呼ばれる白い水平線のラインが引かれている塀のことで、複数の筋は寺格を表しています。三本、四本と種類があり、中でも五本筋は門跡寺院などに許される寺格の最高位。日本の伝統建築の様式美をデザインに落とし込みました。
生地には博多織伝統柄である独鈷を精緻に織り込んでいます。真言密教の法具である独鈷杵を文様化したもので、人の煩悩を打ち砕き魔を払うといわれています。
ネクタイ:GHQA03(4AR,7AR)¥8,900(税込¥9,790)
七宝文(しっぽうもん)
伝統絣木綿織物である久留米絣(くるめかすり)に施されていた七宝文をモティーフにしたデザイン。七宝とは七つの宝を意味し、円が連続して重なる幾何学文様は、御縁・円満・繁栄の願いを内包した吉祥文様です。生地には七宝文を地色と共色にすることでシンプルなビジュアルながらも奥行きとテクスチュアを感じる仕上がりになっています。
ネクタイ:GHQA05(4AK,7AK)¥8,900(税込¥9,790)
今作が3弾目となる博多織モチーフネクタイですが第1、2弾はネイビーを基調とした生地色で販売いたしておりました。
今作は色味をグッと変えておりまして、秋冬仕様としてブラウン調のベース「憲法茶」とブラック調のベース「檳榔子黒」を使用しており、よりお洒落でシックな雰囲気となっております。
憲法茶
「憲法茶」とは、江戸時代に人気を博した茶色がかった黒色の染め物、「憲法染」に由来する伝統色です。かつて京都の剣術家である吉岡憲法(よしおかけんぽう)が広めた色とされております。
檳榔子黒
「檳榔子黒(びんろうじぐろ)」は、ヤシ科の植物「檳榔子(びんろうじ)」の実を染料として用いた、青みがかった深みのある黒色のことです。藍を下染めにして檳榔子で染める製法から「藍下黒(あいしたぐろ)」とも呼ばれ、江戸時代には最高級の黒染めとされました。
以下画像の、左手のネクタイ色が憲法茶、
右手のネクタイ色が檳榔子黒でございます。
ハイクオリティシルク
西村織物の博多織は、ほかの博多織と何が違うかというと、
中国産のシルクや、ポリエステルで織っている生地がある中、
絹糸の世界最高品質を誇る、プレミアム・ブラジリアン・シルク、“ブラタク糸”を使用していること。
世界でも有名なブランドがネクタイやスカーフなどの仕様をこのブラタク糸のみで使用するなどし、ハイクオリティなシルクとされております。
日本国内の輸入の2割を西村織物様が占めており、国内最大手。
お肉のように糸にもランクがあり、西村織物様ではA5・A6ランクの糸のみ使用しています。
ここまで糸にこだわるのは、もともと糸の輸入を商いとしていたことに由来します。
さいごに
いかがでしたでしょうか。
今回ご紹介いたしましたネクタイは博多店、オンラインショップ限定のお品物でございます。
数に限りがございますので、是非店頭にてご覧いただけますと幸いです。
皆さまのご来店をお待ち致しております。
それでは。
博多深見パークビルディング店 奈須
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