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鎌倉から世界へ

久しぶりのブログ更新となったわけだが、決してサボっていたのではなく、その間多くの時間をインプットに充てていた。

2025.01.06 貞末哲兵コラム


皆様、新年あけましておめでとうございます。  
本年もどうぞ宜しくお願いします。

久しぶりのブログ更新となったわけだが、決してサボっていたのではなく、その間多くの時間をインプットに充てていた。

実はネタ切れでも、アウトプットしたいことがなかったわけでもないのだが、それ以上にインプットする時間を持つことを優先していたのである。


2025年の社長メッセージ「鎌倉から世界へ」が発表になった。


2025年、社長メッセージ「鎌倉から世界へ」



非常に素晴らしいタイトルであり、私としても何度もその内容を読み込んでみた。

鎌倉から世界へということで、私がコロナ渦に書いた「鎌倉から世界へ、そして鎌倉へ、さらなる高みへ、もう一度世界へ」を急に思い出して、こちらももう一度読んでみることにした。

余談だが、当時の私の文章は一人称が僕になっているし、文体も大分異なるのが分かる。(いつからかキャラ変したようである)


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このブログを書いたのが、2020年の8月ということだったので、およそ4年半の月日が流れた。
そして、世界はもちろん、会社の状況は一変した。


鎌倉シャツ社員の不屈な精神が状況を好転させ、多くの顧客の皆様に喜んでいただける「サービス」を提供することが出来ているように思う。

コロナになった時、東京が封鎖され、海外戦略が断たれた鎌倉シャツは「鎌倉へ」と帰還した。もう一度高く飛び上がるため、世の中の変化にもびくともしないように、強固な土台作りを鎌倉で始めることが出来た。

鎌倉シャツに鎌倉があって良かった。

会社名が「メーカーズシャツ」だけだったら、鎌倉に帰還するという発想すら生まれなかったに違いないのである。


社員の中には鎌倉になかなか来られない人もいるのだが、全員で土台作りをする必要性もなく、各々の役割や仕事を優先し、精神の拠り所として「鎌倉」があれば良い。

イスラム教における「メッカの聖地巡礼」は、一生に一度メッカで礼拝しましょうということなのだが、鎌倉がメッカ的になれば良いと思ったりする。
もちろん、そんな大袈裟なものでもないのだが、鎌倉は東京からも気軽に来られる一方、なかなか時間が取れないスタッフもいるに違いない。

物理的にではなく、精神の拠り所として各々に鎌倉があり、そこから国内や世界へと向かえば良いのである。


社長のメッセージにおける世界とは、「海外」というのが主な趣旨であるように思うのだが、国内を疎かにするということではない。

世界へ出るためには、鎌倉という土台あり、そこから日本各地、さらには海外へと向かっていくという意味に他ならない。

激変する現代社会においては、日本人が海外に出る時、必要なのは英語などの技術ではない。(かつては英語と言われ続けた時代もあったが)技術よりも、何を拠り所(土台、核)にしているかの方が大切であり、そして日本という国に対する理解度だけがその人を助けてくれる。

それは、私自身がヨーロッパ出張で感じる紛れもない事実であり、鎌倉や日本に対する誇りを持つことだけが自分を助けてくれるのである。


「鎌倉から世界へ」、そして今年も鎌倉シャツに関わる全ての人がキラキラと輝くことを願って、久しぶりのブログ更新の結びとしたい。


ちなみに、今週木曜日からは例年通りにヨーロッパへと向かう。

こちらは随時ブログなど更新していくので、是非ご注目いただけたら幸いである。


2025年1月6日
貞末 哲兵


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