スーツオーダーを嗜む vol.5
コットンスーツが完成しましたのでご紹介です。
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皆様、こんにちは。
いつもブログをご覧いただきありがとうございます。
MEN'S 神戸北野坂店の前田です。
今回の「スーツを嗜む」は約1か月ぶりとなります、オーダーの完成品のご紹介です。
選ばれたのは…
今回チョイスしたのは、前回ご紹介したLARUSUMIANI (ラルスミアーニ)のコットン100%生地。
目付 (生地の重さを指す数値) が250gと軽めに織られており、
コットンスーツの定番的な色となっているベージュやカーキ系の色のちょうど中間くらいの絶妙な色身を選びました。
仕上がりとディテール
そして完成したスーツがこちら!
…なのですが、店舗の照明と相性がよろしくないようで、少しズームしてこちら。
ジャケットは比較的カジュアルな作り。
ラペル部分の6㎜ステッチの立体感やパッチポケットで、ジャケットのみでの着用も可能です。
トラウザーズもセパレートで着れるよう比較的シンプルな仕様に。
ワンタックで少しゆとりを持たせた作りですので、細すぎることなく安心して着用ができます。
コットンスーツのコーディネート
コットンスーツの王道ともいえるコーディネートはニットタイと行きたいのですが、
今回は新作のFermo FossatiネクタイのGarza Grossa(フレスコタイ)でコーディネートを組んでみました。
ネクタイはあえてブラックをチョイス。
シャツとのモノトーンカラーに、シックな色を合わせることでドレス×カジュアルのバランスを重視しました。
ちょうどこちらもオーダーしたシャツが届きました。
生地はあの超大人気「コバぶろぐ」でおなじみの弊社バイヤー小林もおススメしておりました
コットンリネン素材です。
ぜひコバぶろぐの春夏名品BEST10もご覧になられてみてください。
綿100%だとどうにもシャキッとしすぎてしまったり、かといってオックスフォード生地などはカジュアルすぎるときもあります。
そこにコットン×リネンの素材感がマッチします。
更に素材感同士の組み合わせを考慮すると、Fermo Fossatiのフレスコ生地は絶妙な塩梅です。
夏には夏のスーツを
近年、スーツにも形態安定性やウォッシャブル、またコンパクトに収納できるなど
様々な機能性が追加されるようになりました。
スーツがより身近に、かつ気軽にお召しいただけることはとても喜ばしいことですが
今回のスーツはその逆を行くような、「コットンのシワ感を楽しむスーツ」になりました。
コットンやリネンなど、この時期の季節感を強調する素材はどうしても扱いが難しいこともあります。それでもなお1年・3年・5年…と着続けていくことによってそのスーツにしか出せない色や味となります。
夏にはぜひ、夏を楽しんでいただけるようなスーツを。
神戸店ではスーツオーダーに関するご質問などもお電話やご来店で承っております。
是非お気軽にご連絡・お立ち寄りくださいませ。
それでは。
MEN'S 神戸北野坂店 前田
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