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四季を表現する 新しいボタニカルダイ

見ごろを終えた植物の色素で糸を染める、ボタニカルダイ。 京都の名園である『余香苑』の美しい四季の移ろいを投影した 新しいプロダクトが登場しました。

2024.06.11

皆さま、こんにちは。
いつもブログをご覧いただきありがとうございます

ボタニカルダイとは?


突然ですが、
現在、弊社で行っているボタニカルダイという取り組みはご存じでしょうか。

鎌倉シャツでは2017年より、
見ごろの終えた植物(桜や紫陽花など)から色素を抽出し、
シャツやネクタイの糸を染めております。

水、染料、化学薬品全ての使用料を最小限に抑えられるとともにも、
自然の温もりや美しさを洋服に投影することができるのが最大の魅力です。

今では桜で染めたカジュアルシャツや、緑茶で染めたTシャツなど
幅広いアイテムをご用意しております。

そしてこの度、ボタニカルダイを通した
新しい試みがスタートすることとなりました。

ボタニカルダイについて
詳しくはこちら

新しいプロジェクトの発足


京都屈指の名刹である妙心寺。

その塔頭の退蔵院・松山大耕副住職の
「ボタニカルダイを通じて、庭園『余香苑』の四季を表現したい」

その一言からプロジェクトは始まりました。


2022年の夏。

京都出張時の"恒例行事"となっている退蔵院へ訪問した際、
松山さんとお話している最中に前出の言葉を仰り、
瞬く間に具体的な話し合いへと移っていきました。

夏の梔子(クチナシ)がポロシャツ。

冬の苔が作務衣。

色素となるターゲットの選定もプロダクトへの落とし込みも驚くほど早く決まり、
それぞれを採取するスケジュールもその場で決定しました。


梔子は、鳥がくちばしで突っつき
地面に散らばってしまうのを事前に防ぐために摘みます。

苔は、趣を与えてくれる一方で、
放置しておくと建造物の劣化に繋がってしまうため、
定期的に剥がし排除しています。


私たちがこだわる、"一緒に作り上げるストーリー"として
「松山さんと一緒に採らせていただきたい」と懇願したところ、
快くご承諾くださりました。

梔子ポロシャツ & 苔作務衣

ポロシャツ:KBPS01_53 / ¥8,900(税込¥9,790)

ポロシャツは、夏の暑さにも負けない健康的なイエロー。
ジャケットのインナーに入れて差し色にするのはもちろん
一枚で着てサマになる色合いです。

吸水性にも優れ、見た目にも涼感のある鹿の子を採用しております。

ポロシャツ ボタニカル染め(クチナシ)

9,790円 (税込・参考価格)

KOKE SAMUE:SME014_13 / ¥29,000(税込¥31,900)

作務衣は、苔の力強さを感じさせるモスグリーン。

柔らかく、通気性もあるオックスフォード地は
通年着ることができ、経年変化もお楽しみいただけます。


KOKE SAMUE ボタニカル染め(苔)

36,300円 (税込・参考価格)

最後に

というわけで、京都 妙心寺・退蔵院との
ボタニカルダイプロジェクトのご紹介でした。

冬の苔。
夏の梔子。

春と秋のボタニカルダイアイテムも、
皆さまもきっとご満足いただけるはずです。

では、また次回のブログをお楽しみにお待ちくださいませ。

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