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「SAKURAのハンカチプロジェクト」ができるまで。

鎌倉シャツから、鎌倉市内の小学校16校の卒業生に記念品を贈る、「SAKURAのハンカチプロジェクト」。今回のブログではプロジェクトに至るまでの経緯をお伝えしたいと思います。

2024.04.16 読む、鎌倉シャツの課外活動
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鎌倉市 SAKURAのハンカチプロジェクト

鎌倉市 SAKURAのハンカチプロジェクト

鎌倉シャツから、鎌倉市内の小学校16校の卒業生に記念品を贈る、「SAKURAのハンカチプロジェクト」。小学6年生の...

皆さま、こんにちは。
鎌倉事業構想室の宮﨑です。

先日、無事に第一回SAKURAのハンカチプロジェクトが終了いたしました。
改めまして、関係各位に感謝申し上げます。

以前のブログでは、概要や当日の様子などが語られましたが、
今回はこのプロジェクトに至るまでの経緯をお伝えしたいと思います。

早速ですが、プロジェクト立ち上げとなったきっかけが3つ。

■プロジェクトのきっかけ

①ハンカチ


今回の「SAKURAプロジェクト」の発端は
2022年4月に、鎌倉市立の小・中学校の新一年生に
オリジナルハンカチを寄贈したことでした。

もともと弊社では、シャツを作る工程で生じる残布を活用し、
ハンカチをつくっております。

これは創業当時より販売もしていますが、
受け取られた生徒さんの親御さんから御礼のコメントをいただいたり、
そのニュースをご覧になった方からお褒めの言葉をいただきました。

その際に私たちのハンカチの可能性に気づき、
「ハンカチを使って、他にできることはないか?」と考えるようになりました。

②ボタニカルダイ


3年前よりスタートしたボタニカルダイ。

そのボタニカルダイの知識を身につけはじめた2022年8月、
鎌倉エフエム小松さんにお声がけいただいた「しごとてん」のイベント。

折角なので子どもたちにボタニカルダイについてワークショップを行ったところ、
驚きのレスポンスや質問が相次ぎ、興味津々な様子が伝わってきました。

このボタニカルダイを周知していくことで、
繊維業界としての学びの機会を提供できるのではと「気付き」になった出来事でした。

※ボタニカルダイとは
役目を終えた植物や果実から色の元を抽出し、糸や生地を染める手法。日本古来の草木染めとも異なり、DNAレベルにアプローチし、pHをコントロールし色素を培養させるという、協業のボタニカルダイ研究所の特許技術。

③創業者の言葉


「会社とは、自己実現の場である」

「鎌倉シャツは、鎌倉で生まれて鎌倉が育ててくれました」

この言葉は創業者の両名がいつも口にしていたことです。

やりたいことをアウトプットして愚直に実行すること。
鎌倉への恩返しに結びつくこと。

それぞれを考え行き着いた先に、
企業理念の行動指針「創業の地・鎌倉との共生」の体現に繋がり、
本プロジェクトの立ち上げに結び付きました。

■贈呈式について


鎌倉市立御成小学校で、SAKURAプロジェクトの
ハンカチの贈呈イベントを行いました。

昨年3月、当時5年生だった市立16校の児童たちに
桜の花びらを一枚一枚丁寧に手で拾ってもらい、それを回収。

今治タオルのハンカチを染め、オリジナルのネームを付け、
鎌倉シャツから卒業記念品として
約1,400名の卒業生と先生方にプレゼントさせていただきました。

御成小学校の皆さんには直接お渡しすることができました。
とても喜んでくださり、笑顔溢れる素敵な時間を
過ごすことができたと感じております。

最後に

私は教員免許も無ければ、勉強もできた方ではなかったため
偉そうなことは言えませんが、このハンカチや取り組みを通じて、
鎌倉の子どもたちが「働くこと」「環境」「地域貢献」など、
少しでも意識するヒントとなれば幸いです。

10年後、このハンカチを持って一人でも
鎌倉シャツの入社試験を受けに来てくれたら嬉しいです。

私たちは10年後、20年後も鎌倉に貢献できるよう
地域に根付いて成長して参ります。


鎌倉事業構想室 宮﨑


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