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鎌倉シャツ初のアロハシャツ!?

今回のブログでは、鎌倉シャツ初登場の「アロハシャツ」についてお話させていただきます。

2024.04.10 ブログ


皆様、気持ちの良い日が続いていますがいかがお過ごしでしょうか。

今回のブログでは、鎌倉シャツ初登場の「アロハシャツ」についてお話させていただきますので、是非最後までご覧いただけたらと思います。

さて、1993年創業の鎌倉シャツは今年30周年を迎えておりますが、アロハシャツを販売するのはなんと今回が初めてです。多少なりとも以前からリクエストはあったものの、ドレスシャツや他のカジュアルシャツなどを作るのに手一杯で、アロハシャツを作る余裕がなかったのが率直なところでした。

今回鎌倉シャツがアロハシャツを作ろうと思ったきっかけは、鎌倉や湘南には「美しいビーチカルチャー」が存在していることに尽きます。
コロナ禍になり、鎌倉回帰を果たした鎌倉シャツにとって改めて「地元・ローカル」の素晴らしさを再確認した中でのことでした。


鎌倉や湘南には、世界有数の大都市である東京から僅か1時間以内に生きたビーチカルチャーがあり、それは世界的に見ても奇跡といっても過言ではありません。


雑誌「SHONAN TIME」の編集長である富山英輔さんは、魅力的な湘南について下記のように語っています。

「世界の大都市はビーチタウンとセットになっていて、センスのいい人々は都市と海辺を行き来しながら人生を豊かなものにしている。
世界有数の大都市、東京のビーチタウンといえば、湘南。
東京からわずか1時間ほどの距離にありながら、独自の歴史と文化を備え、アイデンティティーを守り続けている湘南は日本において大きな役割を担っているのではないか?
とすれば、湘南が『海のある東京』になってはいけない。」


鎌倉や湘南のビーチカルチャーは素晴らしく、独自のモノやコトを育てていきましょうということだと思いますが、そんな文化に欠かせない「シャツ」とは何か? と考えた時に、鎌倉シャツが真っ先に浮かんだのが「アロハシャツ」でした。


アロハシャツは皆さんもご存知の通り、日系のハワイの人達が日本から持ち込んだ着物をアレンジして作ったのが始まりと言われています。(諸説ありますが) 「和」をルーツに持ち、ハワイという世界中の人々を魅了するリゾートで愛されているアロハシャツ。ここ鎌倉や湘南でも、多くの方がアロハシャツを着てビーチカルチャーを楽しんでいます。

今回、そんな地元の方、東京と湘南を行き来する方や、鎌倉シャツのファンでいてくださる方々のためにアロハシャツを作ることにいたしました。


そこで、日本のビーチカルチャー、サーフカルチャーや湘南を長年に渡り牽引してきたKAMAKURA SURF RIDERS CLUB代表の関野光延さんに弟子入りし、サーフィンを教わりながら、海の中で様々なお話をお伺いすることができました。


関野さんは元プロサーファーでもあり、湘南や日本のサーファーでは知らない人はいないくらい著名な方で、あの○ザンオールスター○の○田さんにサーフィンを教えていたこともあるそうです。
関野さんはハワイを拠点に活動なさっていたこともありますが、鎌倉や湘南のビーチカルチャーと海の素晴らしさについてお聞きすることが出来ました。

その中で、鎌倉シャツが作る初めてのアロハシャツは、

「出来る限りシンプルに、癖がなく、襟は私達のアイコンとも言えるボタンダウンを採用し、また鎌倉や湘南を分かりやすく感じでいただけるもの」

というコンセプトで作ることにしました。

そして、ローカル発の服として生まれる鎌倉シャツのアロハシャツなので、同じ神奈川県横浜市にあり、かつて横浜港開港当時の主要輸出品であった「スカーフ文化」を支えたシルクスリーン専門(手捺染)の工場様とお取り組みさせていただくことにしました。


かつて、港の輸出文化で栄えた横浜市には100以上のシルクスリーンの専門工場がありましたが、現在はおよそ5社以下になってしまったそうです。
しかし、こちらの工場さんでは、廃業していく企業から選りすぐりの人材をスカウトし、「横浜・シルクスリーンのオールスター、ドリームチーム」とも呼ばれる職人さん達が集結しており、その高い技術はイタリア、フランスをも凌ぐ実力を持っています。


プリントされる柄の型を作るところから、染める工程まで全て手作業で行われますが、熟練の職人さんがいなくては生地を作ることは出来ません。

鎌倉シャツでは、現存する僅かなシルクスクリーンの工場さんの存続を願い、また同じ神奈川県をローカルから盛り上げていきたいという想いを持って、このアロハシャツを作るプロジェクトに取り組んで参りました。


そして、生地だけではなく鎌倉シャツならではの「考え抜かれたパターン」と「美しい縫製技術」を忘れてはいけません。

従来のアロハシャツは、ムードが重視された服であるため、「パターン」や「縫製」において粗いものが多かったりするのですが、鎌倉シャツのアロハシャツは違います。

鎌倉シャツが30年に渡って考え抜き、構築してきた「パターン」を使い、上品な大人が着ることの出来る「美しいミシンステッチ」を駆使することによって、キレイめに仕立てました。長年アロハシャツを見て参りましたが、ここまで上品かつ綺麗にまとまったアロハシャツはあまり見たことがありません。

従来の少し粗い雰囲気のするアロハシャツも独特の味があり素晴らしいと思いますが、「大人が品よく、さりげなく着用出来る」という点においては鎌倉シャツのアロハシャツに軍配が上がるように思います。


そんなわけで、「鎌倉・湘南発×横浜の港文化×鎌倉シャツ」の融合によって生まれた鎌倉シャツのアロハシャツですが、鎌倉や湘南の名物、風物詩になればと願いを込めて「KAMALOHA SHIRTS」(カマロハシャツ)と名付けることにいたしました。
鎌倉シャツ初のアロハシャツその名も「KAMALOHA SHIRTS」。
数量限定、6月以降に登場予定ですので、改めてお知らせ出来ればと思います。


今回も最後までご覧くださり、ありがとうございました。

また、次回もこのブログでお会いすることを心より楽しみにしています。

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