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ぼく盲導犬、よろしくね 【vol.3】

鎌倉シャツでは盲導犬支援活動を行っています。チャリティーハンカチを通じて盲導犬の育成支援を行っている鎌倉シャツより、さらに盲導犬のことを知っていただけるようコラムを始めました!

2024.02.13 読む、鎌倉シャツの課外活動

チャリティーハンカチを通じて盲導犬の育成支援を行っている鎌倉シャツより、さらに盲導犬のことを知っていただけるよう、わんちゃんの視点からコラムを始めました!ぜひお楽しみくださいませ。
(※以前連載していた記事の再掲載です。)

【vol.1】はこちらから▶︎

パピーウォーカーとぼく

今回はパピーウォーカーについてのお話しをしてみようと思います。

パピーウォーカーとは?

ぼくたちは生まれてから2ケ月たつと、パピーウォーカーという家庭へ預けられるんだ。
パピーウォーカーとは、ぼくらが盲導犬として立派に育つために欠かせない経験をさせてくれる家族のこと。そこで約10ケ月間生活して、人と暮らすルールを覚えたり、たくさんの愛情を受けて、人のことが大好きな犬に育っていくんだ。

ぼくらはみんな、1歳になるまでパピーウォーカーの家庭で生活するんだけど、犬の1歳は人間の思春期にあたるんだって。盲導犬になるための訓練をするぼくらにとって、この期間の過ごし方がとっても大事なんだ。

パピーウォーカーとの出会い

パピーウォーカーを希望する家族は、日本盲導犬協会まで申込みをしてから、説明と面接を受けて、ぼくらが来るのを待ってます。
協会のスタッフは、ぼくらの個性とパピーウォーキング希望の家庭の、家族構成や環境を考えて、ぼくらの行き先を決めてくれるんだよ。
盲導犬になってからの家族と一緒に過ごす時のことも考えて、おうちの中で家族と一緒に暮らせたり、長い時間ぼくらがひとりでお留守番しなくてもいいような家庭がいいんだ。

もちろん、家族みんなが一緒に、ぼくらのしつけをしてくれることも、とっても大事なんだよ。
もともと犬が苦手だったパパが、ぼくらが来てから犬が大好きになっちゃったっていうこともあるみたい。

パピーウォーカーとの暮らし

規則正しくご飯を食べたり、「ワンツーワンツー」という掛け声でおしっこやうんちをしたり、しっかり運動したり、人と一緒に暮らすためのルールもパピーウォーカーに教えてもらうんだ。

ふわふわのソファーやベッドに飛び乗ったらダメなんだって。やんちゃなぼくは覚えるまで大変だったな。また、電車の音や赤ちゃんの鳴き声を聞いて、外の音に慣れたり、車に乗っていろんなところに連れて行ってもらったりして、たくさんのことを経験するよ。 ぼくのパピーウォーカーは、パパ・ママ・お兄ちゃん・お姉ちゃんの4人家族だったから、みんなに沢山
遊んでもらったよ。

人との生活と信頼関係

こうしてぼくらは1歳になるまで、パピーウォーカーの家族に愛されて、人と一緒だと「楽しいな、心地いいな」っていう気持ちになって、人のことが大好きになっていくんだ。
そして人と一緒に暮らすときのルールも覚えて、盲導犬になったときに目の不自由な人との生活がスムーズに送れるようになるんだよ。

そうそう、ぼくの名前もパピーウォーカーにつけてもらったんだ。
一緒に生まれたお兄ちゃんや妹たちは、みんなおんなじアルファベットの頭文字の名前がつけられるんだよ。

次は、パピーウォーカーとどんなふうに過ごしていたかお話するね。
じゃ、またね~

盲導犬支援ハンカチ

660円 (税込・参考価格)

盲導犬ハンカチ一覧はこちら

制作協力・写真提供:公益財団法人日本盲導犬協会

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