1. Home
  2. >
  3. 取り組み
  4. >
  5. 読む、鎌倉シャツの課外活動
  6. >
  7. ぼく盲導犬、よろしくね ...

ぼく盲導犬、よろしくね 【vol.2】

鎌倉シャツでは盲導犬支援活動を行っています。チャリティーハンカチを通じて盲導犬の育成支援を行っている鎌倉シャツより、さらに盲導犬のことを知っていただけるようコラムを始めました!

2024.02.13 読む、鎌倉シャツの課外活動

チャリティーハンカチを通じて盲導犬の育成支援を行っている鎌倉シャツより、さらに盲導犬のことを知っていただけるよう、わんちゃんの視点からコラムを始めました!ぜひお楽しみくださいませ。
(※以前連載していた記事の再掲載です。)

【vol.1】はこちらから▶︎

みんなの思いを胸に、いよいよ誕生

今回は盲導犬の誕生についてお話しします。

ぼくらのお父さんお母さんは日本盲導犬協会だけでなく、国内外の盲導犬育成団体に所属していることもあるんだ。だから、盲導犬訓練士や協会の職員は日々世界中の人々と情報交換をしているんだよ。

お父さんやお母さんは健康であることはもちろんだけど、盲導犬に向いている性格を持ち合わせています。それは、温厚で人と楽しんで作業ができること。
そして、ぼくたちって人を誘導するのにちょうど良い大きさで、見た目もかわいいでしょ。
だから日本ではラブラドール・レトリーバーが一番多く盲導犬として活躍しているよ。
お母さんたちは、なんと一度に8頭近くの赤ちゃんを産むんだよ。

ぼくらは生まれてから2ヵ月間、静岡県にある富士宮の訓練センターで楽しく暮らします。
兄弟で遊び疲れたら、みんなで集まって昼寝もいっぱいするよ。何頭いるか数えるのが大変な程、重なり合って仲良く寝るよ。みんなでいると温かいし安心するんだ。

訓練センターでは盲導犬になって社会に出た時のために色々なことを経験させてくれるんだ。
人と触れ合ったりいろいろなおもちゃで遊んだり。これは、社会化訓練っていうんだ。
例えば、ぼくたちの部屋ではいろんな音がするんだよ。
部屋の中で雷の音がしたこともあったなぁ。電車の音がしたことも。
今思えば外は天気だったし、おうちは山の中だったなぁ。 実は、小さな事に驚かないようにするために、いろいろな音を聞かせていたんだって。
そのおかげで、今は急に音がしても雷が鳴っても、びっくりして飛び上がったりしないよ!
お母さんもいつもそばにいて「大丈夫だよ」って言ってくれるしね。
こうして、ぼくらは小さい頃から、2ヵ月間を楽しく過ごし、人も犬も大好きになるんだ。

2ヵ月経つと、今度は1歳まで預かってくれるパピーウォーカーというボランティアの家族の一員として暮らすんだ。今まで一緒だったお母さんや兄弟とはお別れだけど、新しい家族の人たちがみんなで温かく迎えてくれたよ。だから、パピーウォーカーの家についたら元気一杯!

さっ、次はパピーウォーカーとの楽しい暮らしをレポートするよ。
じゃっ、またね~

盲導犬支援ハンカチ

660円 (税込・参考価格)

盲導犬ハンカチ一覧はこちら

制作協力・写真提供:公益財団法人日本盲導犬協会

商品やサービスを紹介いたします記事の内容は、必ずしもそれらの効能・効果を保証するものではございません。
商品やサービスのご購入・ご利用に関して、当メディア運営者は一切の責任を負いません。